特に冬の寒い季節にはつらいあかぎれ
水仕事が多い主婦や飲食店勤務の方など、悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

1か所治ったと思ったら違う場所が切れてしまったり・・・
ハンドクリームや薬を使ってもいたちごっこですよね。

そんなあかぎれに悩んでいるあなた、「ホホバオイル」はご存知ですか?
これを使うことでつらいあかぎれが治る??
早速説明していきますね。

あかぎれは何故繰り返されるの?

2016-02-11b

手足の乾燥がひどくなると皮膚がカサカサして荒れてきて、
細かいひびができたり、皮膚の溝に沿って割れてしまいます。

これらの状態がさらに悪化し、真皮層までひび割れが起きてしまい、
血管が透けて見え、血がにじみ、ピリピリした痛みを伴います。
これがあかぎれです。

特に冬になると、寒さや水仕事などにより手や指への血行が悪くなります。
血行不良により皮膚に栄養が行き届かない状況が続くと肌の細胞は元気を失い、
最後にはひびを自分自身の力で十分修復できなくなります。
そうなると、あかぎれは治りきらずにまたあかぎれをくり返すという悪循環に陥ってしまうのです。

また、手の指先など、角層の厚い部分にあかぎれができやすいのは、
指先は身体の末端であるために、血液循環が悪くなりやすい場所だからです。

ホホバオイルは肌に優しい植物性の油です

あかぎれに効果があると噂のホホバオイル。
一体どんなものなんでしょう。

ホホバオイルは、ホホバの木の種から搾り出した油で、
ヒトの皮脂と似ている特徴があり、角質層へよく浸透ます。
これはホホバの分子構造が人間の皮膚構造とよく似ているためで、
ほかのオイルよりも浸透性に優れているから。
これによって皮膚細胞を活性化し、肌の新陳代謝を助長してくれるのです。

刺激が少なくサラサラしていて、油分を含み保湿効果に優れています。
無臭なので男女問わず、また赤ちゃんからお年寄りまで対応できるのが魅力です。

ホホバオイルは植物由来の油で、
主として不飽和脂肪酸(リノール酸やリノレン酸など)と、
不飽和アルコール(エイコサノールやドコサノールなど)から構成されています。

また、アミノ酸、ビタミンAやカロチノイドも多く含まれていて、健康・美容面に効果を発揮します。

ホホバオイルであかぎれを治す

ホホバオイルは、原液でそのまま使うことが出来ます。
まずは、ホホバオイルを手のひらに10円玉ぐらいの大きさに広げて、良く馴染ませます。

次に、あかぎれができている所を5分〜10分程度、よくもみほぐしていきます。
全体にまんべんなくホホバオイルが行き届いたら、ぬるま湯で洗い流して終わりです。

決してごしごしとこすらないことが大切です。
ホホバオイルが人間の皮膚構造と似ているおかげで、
皮膚に保湿成分を浸透させ、あかぎれを優しく修復してくれます。

また、ネット上では実際にホホバオイルを使ってあかぎれを治したというつぶやきもあります。


市販のハンドクリームを使っても治らなかった人がホホバオイルを使うと、
あかぎれが良くなったという人もいて、ホホバオイルの効果を改めて実感しました。

あかぎれの予防法

繰り返し起こるつらいあかぎれになる前に、
きちんと効果のある方法で予防しておくことも大切です。

正しい手洗いで予防

外出から帰ってきたら殺菌作用のある石鹸を使って洗い、
食事の前やトイレのあとは水洗いかをするか、低刺激の石鹸を使うのがポイントです。

水の温度も重要で、高温は手の皮脂を奪い、
反対に低温は血液の循環を悪くしたり、手洗いが不十分になってしまうので、
ぬるま湯での手洗いをおすすめします。

デパートなどによく備え付けられているハンドドライヤーも
手を乾燥させるので、長時間の使用は控えて下さい。
手洗いのあとはハンドクリームを塗って、失った油分を補いましょう。

食生活に気を付ける

外側からのケアも大切ですが、
食生活に気をつけて内側から手荒れを予防することも重要です。
特に重要な栄養素は、肌の健康維持してくれるビタミン。
また、豚肉や軟骨に多く含まれているコラーゲンも、肌の新陳代謝を促進してくれるので効果的です。

まとめ

2016-02-11a

個人差はあるものの、1度あかぎれになってしまうとなかなか治らない人も多く、
特に冬場は空気も乾燥しているため肌がより荒れやすくなってしまいます。

ホホバオイルを使うことがあかぎれに効果的なのは紹介しましたが、
日常でも予防できる方法はたくさんあります。

例えば、ビニールの手袋をして水仕事をしたり、
素手で食器を洗うときは、洗剤を薄め、
できるだけ水またはぬるま湯で洗ったり(熱いお湯は手の油分を奪うため)
外出時は、手にも日焼け止めを塗ったりなど、

少し気を付ければできそうなことばかりです。

肌質などもありますが、
あかぎれは水仕事などを頑張っている証拠でもあります。
自分に合った方法であかぎれを治していけると良いですよね。