女性の肌にとって天敵とも言えるほくろやシミ、そばかす。
東洋医学では、炭水化物や白砂糖などといった糖類や脂質の食べ過ぎが原因と言われています。
こういった食品を食べ過ぎると、身体がそれらの物質を皮膚から外に出そうとします。
その結果、ほくろやシミ、そばかすが肌に出来るそうです。
でも、我慢が逆効果になる場合もあるので甘いものと上手な付き合い方を覚えておきましょう!
甘いものを食べるとほくろが増える!
一瞬疑ってしまいますよね。
けれど、あながち嘘ではありません。
東洋医学では望診法という技術があります。
これは顔や体を診て、その人が何を食べ過ぎているかとか、内臓の状態を診断する技術です。
顔色や肌の吹き出物、シミやソバカス、肌荒れ、それらが身体のどこに出ているかで、
食べ物が原因となっている内臓の不調や病気が判ってしまうのだそうです。
それによると、食生活が乱れるとシミやほくろが現れるそうです。
そして、ほくろは糖質やタンパク質を取り過ぎると、顔、手、腕、肩など、
身体の上の方に増えるそうです。
なぜ上の方かを簡単に説明すると、
東洋医学において糖質やタンパク質は「陰性」の食べ物とされていて、
これらは太陽の光の当たる方角、つまり身体の上の方に向かって拡散する働きがあるそうです。
そこで、顔や手などといった身体の上位のパーツにほくろが出来るのだそうです。
そう言われてみれば、食生活が乱れると顔に吹き出物が多く出るという人も多いと思います。
これらのほくろやシミは、食べすぎた糖質やタンパク質を外に出そうとしている結果だそうです。
これ以上、シミやほくろを増やしたくない!
そうお考えなら、糖質やタンパク質の多い食品を控えてみるのも効果的かもしれませんね
甘いものは健康の敵なの?
実はそうなのです。
甘いものって私たちが考えている以上に、健康に悪いのです。
お腹が空いている時に、チョコやドーナツなど甘いものを食べると、一気に糖分脂肪分が吸収され、太る原因と肌荒れの原因に。満腹時は吸収されにくい。だから、デザートは食後なんです。
— 肌荒れ・ニキビを治す簡単な方法@カレン (@lklkopsbb) June 6, 2017
肌のシミやソバカス、ほくろといった肌荒れだけではありません。
甘いもの、特に砂糖はむくみの原因にもなります。
これは砂糖は水と結合する性質があるからです。
つまり、私たちが食べた甘いもの…砂糖は、体内の水分を吸収して、身体の中でむくみとなるのです。
糖質は取り過ぎると脂肪として身体の中に溜まっていきます。
甘いものは、むくみだけではなく肥満の原因にもなるのです。
甘い物の食べ過ぎはむくみの原因になります。糖分は体の中に水分を蓄えておく力が強いので、体内の水分の流れを悪くして、水分と一緒に流すべき老廃物もため込んでしまいます。
— 女子力あっぷbot!! (@jyosh1ryoku) June 5, 2017
むくみや肥満だけではありません。
実は砂糖を取り過ぎると腸内環境が乱れて、アトピーの悪化につながるのです。
他にも、副腎が疲弊して身体の炎症を抑えきれなくなるので、アトピーやアレルギー症状も出やすくなります。
さらに、砂糖を取り過ぎることによってヒスタミンの分泌も増えます。
ヒスタミンとは、身体の中で炎症を起こす成分です。
身体は炎症を抑えきれなくなり、さらに炎症を起こす成分であるヒスタミンが増える…
そうなると、身体は強いアレルギーがさらに出やすくなってしまうのです。
むくみについてはこちらの記事もご参考に!
「砂糖中毒」ってご存じですか?実は凄く怖いのです。
シュガーハイとも呼ばれています。
これは、麻薬中毒よりもたちが悪い中毒なのです。
白砂糖をはじめとした「糖」は、とても依存性の高い食べ物なのです。
「糖」が沢山入っている食べ物や飲み物を摂ると血糖値が上がります。
そして、上がった血糖はすぐに下がりますが、下がり方は糖を摂る前よりも低くなるのです。
平常よりも低血圧になった身体は、「糖」が足りないと感じて糖を欲しがります。
そしてまた糖を食べ、血圧が上がり、また下がり…悪循環になります。
この悪循環が繰り返されると太りやすい身体になり、さらにむくみやアレルギー、
糖尿病をはじめとした様々な病気を引き起こすことになります。
ケーキダイエットって本当に痩せるの?
さて、世の中には様々なダイエット方法がありますが、
その中でも甘いものを食べて痩せる「ケーキダイエット」というのを聞いたことがあります。
「甘いものを食べたら太るのに、どうしてこのダイエットは甘いものを食べて痩せられるの?」
そう疑問に思う方も多いと思いますが、このケーキダイエットには痩せられるツボがちゃんとあります。
ケーキダイエットにはいくつかルールがあります。
- 朝ならケーキを食べても良い
- 脂質の多いケーキは食べない
- 昼食にはGI値の高い食べ物を食べる
- 食物繊維の多いケーキを食べる
- 夜は、栄養価が高くて低カロリーのスープでお腹を満たす
というものです。
朝ならケーキを食べても良い
朝は代謝が高いので、多少高カロリーなケーキを食べても夜までに燃焼する余裕もあるからです。
脂質の多いケーキは食べない
バターや生クリームが大量に含まれているケーキは当然カロリーが高く、
カロリー消費が遅くなるからです。
昼食にはGI値の高い食べ物を食べる
一般的にGI値の高い食べ物は、消化が遅く腹持ちが良いです。
そういった食べ物を食べることによって、夕食のお腹がすく時間帯までの間の間食を防ぐことが出来ます。
食物繊維の多いケーキを食べる
食物繊維は血糖値の上昇を緩やかにする作用があります。
ケーキを食べることによって血糖値は上がりますが、一緒に食物繊維を食べれば血糖値の上昇も穏やかになります。
ケーキを食べる前にサラダを食べると良いですよ(*^^*)
低カロリーのスープでお腹を満たす
スープは他の食事よりも早くお腹を満たすことが出来るからです。
このダイエットから言えることは…
朝、ケーキを食べて、夕食はGI値の低い食べ物や低カロリーの食べ物を食べる事によって、
一日の摂取カロリーを抑える。
脂質の少なく、食物繊維の多いケーキを食べることで、
摂取するカロリーを抑えて、血糖値上昇を抑えるという事です。
食事制限のダイエットでは、
甘いものを制限することによってストレスが溜まる事が多いが、
このダイエットは甘いものも食べられるのでストレスが溜まらない。
そのため、長続きする。
ケーキを食べる代わりに一日の摂取カロリーを抑えるダイエットのようですね。
「ダイエット」というと、甘いものやケーキを我慢するとても辛いダイエットを連想します。
けれど、このダイエットはケーキを食べても痩せるという意味ではなく、
ダイエットによって、「甘いものを食べない」というストレスを抑えることが可能なのです。
甘いモノはどの程度なら食べていいの?
1日に食べても平気な甘いものの量は、大体200キロカロリーと言われています。
200キロカロリーのお菓子といってもピンとこないと思いますが、
大体の目安は…
- ポテトチップスなどのスナック菓子
- 1/2袋
- ショートケーキ
- 1/2個
- 板チョコ
- 1/2個
- クッキー
- 2~3枚
- せんべい
- 4~5枚
- 炭酸飲料
- 350ml
- スポーツドリンク
- 500ml
これくらいの量です。
また、最近はノンカロリーの人工甘味料やカロリーオフのお菓子も増えていますが、
あまりお勧めできません。
なぜなら、たとえカロリーオフでも全くカロリーがない訳ではありませんし、
人工甘味料を食べ続けると味覚がおかしくなると言われています。
どうせ食べるのであれば、人工甘味料よりも天然甘味料をお勧めします。
しっかりした食事とノンカフェイン飲料がおすすめ
甘いものが好きな人にとっては、甘いものを我慢することはとてもストレスですよね?
どうやったら、ストレスなく甘いものを減らせるのでしょうか?
これには、ちょっとコツがあります。
お菓子やジュースを買い置きしない
家にお菓子があると思うと、ついつい手が伸びてしまいます。
お菓子の買い置きはやめましょう。
3食、ちゃんと食事をする
きちんと食事をとって、間食の時にお腹がすかないようにしましょう。
間食を多く摂ってしまう原因の1つは、お腹がすいていることかもしれません。
おやつを食べるときは、スマホやテレビを見ながら食べない
何かをしながらだらだら食べると、食べている意識が薄く食べた気がしないものです。
おやつを食べるときは、食べる事に集中しましょう。
ノンカフェインのお茶等をうまく使う
お菓子が食べたくなったら、一呼吸置いてノンカフェインのお茶をゆっくりと飲みましょう。
それで食べたい気持ちを収めましょう。
また、甘いものが好きな人は比較的ビタミンB群不足になりがちです。
砂糖を消化するには、大量のビタミンB1が必要だからです。
特にビタミンB1が不足すると、精神状態が不安定になってイライラしたり、
身体が怠くなったりします。
まとめ
- 甘いものは、ほくろやシミ、そばかす等の原因になる
- アレルギーやむくみの原因にもなる
- 甘いものは、食べると止まらなくなる「砂糖中毒」を引き起こす
- 甘いものは高血圧の原因になる
- 1日に食べても平気な量は、200キロカロリー程度
- 甘いものを食べすぎるとビタミン不足になるので、積極的に摂るべき
いかがでしたでしょうか?
私たちが考えている以上に身体に悪いのですね。
甘いものを食べると、幸せな気持ちになるのは確かです。
それでも、食べ過ぎず、節度を守って食べる事が健康やお肌を守る事につながるのですね。