火傷したとき、おばあちゃんがアロエを塗ってくれた…なんて経験ありませんか?
アロエには火傷などの皮膚の炎症を治す効果があると言われ、
お肌にいいことが広く知られています。
このアロエの力をたっぷり含んだ化粧水が
実はとても簡単に作れてしまうんです。
たくさんのレシピの中から簡単・手間いらずな作り方を紹介します。
アロエ化粧水の材料
アロエ化粧水の基本の材料は、
アロエエキス、精製水、グリセリンの3つです。
この3つの配合を変えることによって、
さっぱりタイプ・しっとりタイプと作り分けることができます。
夏は精製水を多め、グリセリン少なめでさっぱり、
反対に冬は精製水少なめ、グリセリン多めでしっとり、
と季節によって配合を変えるのもいいですね。
この基本材料にレモンやゆずなどを加え、
さらなる美容効果を狙ったレシピもあります。
実際に作ってみる
アロエ化粧水を手作りするにあたって
まず必要なのはアロエエキスです。
庭にアロエが生えていないとか、
身近にアロエが手に入る環境ではない場合も安心してください(*^^*)
時間はかかりますが、放っておくだけの簡単な方法があるのでご紹介します。
【材料】
- アロエベラ
- ホワイトリカー(アルコール度数35度)
【作り方】
- きれいに洗ったアロエベラの水気をふき取り適当な大きさに切る
- それを果実酒などを作る時に使う瓶に入れ、
ひたひたになるまでホワイトリカーを注ぐ - 蓋をして約2カ月間放置するだけで、アロエエキスが完成!!
エキスを作る際、レモンやゆずの種をアロエと一緒に入れておけば、
ビタミンCや香りの増したアロエエキスも作ることができます。
出来上がったアロエエキスに精製水、
グリセリンを加えよく混ぜ合わせればアロエ化粧水の完成です。
200mlのアロエ化粧水を作る場合、
アロエエキス80ml、精製水80ml、グリセリン40mlが必要になります。
もっとさっぱりがいい、しっとりがいいなど好みに合わせて、
グリセリンや精製水の配合を調整してみましょう。
あなただけのオリジナル化粧水が作れますよ。
美白情報については、こちらの記事もご参考に♪
アロエ化粧水の成分
アロエには多くの体にいい成分が含まれていますが、
アロエウルシンには皮膚組織回復作用があり細胞を活性化させ、
組織の再形成を促す効果があります。
また、アロエシンには抗炎症作用があるほか、
ビタミンCと同じくらいの美白効果があり、
シミやそばかすを薄くし、肌に透明感を与える効果もあります。
表皮で生まれた細胞が
垢となって剥がれ落ちるまでをターンオーバーといい、
この理想的な周期は28日間と言われています。
しかし、紫外線や加齢などによって
水分が不足し剥がれ落ちづらくなってしまいます。
そうして乱れてしまったターンオーバーの周期を整えてくれるのがこれらの成分なんです。
また、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、
ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンEといったビタミン類も含まれています。
美肌成分やたくさんのビタミン類を含んだアロエを
ギュギュっと凝縮したアロエエキスを使って作ったアロエ化粧水、
お肌に悪いわけがありません!
使ってみると…?
手作りのアロエ化粧水、いいような気がする… なんかぷりぷりしてきた気がする… pic.twitter.com/FB7hcVYrqX
— ぬくぬく 手作り雑貨 (@nuku01) April 17, 2015
寝る前にユーカリオイルでフットバスしながらスマホぽちぽち。
以前作った手作りのアロエ化粧水とローズマリーのクリームでお肌の調子はここんとこすこぶる上々。
明日は何を着ていこうかな。
おやすみなさい( ˘ω˘)スヤァ pic.twitter.com/Mc3uxbJ0Q6— ばるこ(アローラのすがた) (@Valkyrie_junchi) June 9, 2015
アロエ、アルコール、水、グリセリンだけで保存料も香料も入っていない、
不純物ゼロの手作りですから安心して使えます。
まい ふれんどから
手作りアロエ化粧水いただいた*(^o^)/*
すんごいとろっとろ!ー pic.twitter.com/qJUF4TdGMt— 誇り高き腐人うらら (@urara_haruma) April 14, 2015
もちろん、お肌に合う、合わないはあるので
市販の化粧品同様、肌に以上の出ることもありますので、
使用前にパッチテストなどしておくと良いでしょう。
化粧水だけじゃない!
化粧水よりすこし難しいですが
アロエエキスをつかってクリームや石鹸も作れます。
クリームには、アロエエキスの他に、
シアバター、ごま油(もしくはホホバオイル等)、
植物性乳化ワックスを使います。
アロエエキスと、その他の材料を分けて湯煎します。
温度計を使って55℃くらいを保つようにしましょう。
それぞれ溶けたら湯煎から外して
少しずつ小さな泡だて器を使って混ぜ合わせていきます。
完全に冷めるとクリーム状になり、アロエクリームの完成です。
石鹸に使うのは苛性ソーダ水溶液です。
アロエエキスをこの水溶液に投入するだけなのですが、
苛性ソーダは肌に触れると火傷してしまう劇物ですので、注意が必要です。
もちろん注意点さえまもれば全く問題ありません。
取り扱うときは手袋やエプロン、ゴーグルを着用しましょう。
まとめ
昔から広く知られているように
アロエには炎症を抑える効果や、シミ・そばかすを薄くし、
お肌の透明感をアップさせる美肌効果もあるます。
今回ご紹介したアロエ化粧品の材料はとってもシンプルで、
材料それぞれのお値段も高くないですからコスパもいいです。
アロエパワーを簡単・お手軽に使うことのできるアロエ化粧水、
自分好みに作ってみてはいかがでしょうか。