痒くてつい掻いてしまいその傷から炎症を起こしてしまいがちなあせもは嫌ですね。
そんなあせもに効果のあるローションはどのような物があるのでしょうか?
あせも治療に大切なのは汗を溜めない事と細菌の増殖を抑える事です。
これらに対応したローションなら手作りでも市販品でも効果を得る事は出来るでしょう。
あせもについて
あせもにはいくつか種類がありますが、その内の1つは痒くないあせも、
もう1つは熱帯などでしか発症しないあせもなので、
一般的に知られているのは赤くなって痒いあせもでしょう。
このあせもを「紅色汗疹」と言い、日本で一般的なあせもはこの「紅色汗疹」です。
あせもは本来蒸発して体温を下げる為の汗が、
大気の湿度の高さから蒸発出来ずに肌に残る事で
皮下に溜まってそれが炎症を起こしてしまう事から発症します。
汗がただ皮下に溜まるだけなら痒くないのですが、
時間が経つと酸化して肌を刺激するようになります。
さらにあせもで弱った肌や思わず掻いて
その傷から細菌が入り込み繁殖してしまう場合もあります。
また、刺激物や脂の多い食事を摂った場合には
その分泌物が混ざった汗が皮下に溜まる事で肌を刺激して炎症を起こす事も考えられます。
大体の「紅色汗疹」の原因はこれらと思って良いでしょう。
そのため、あせもへの対処はこれらの原因への対処となります。
大人気手作り桃の葉ローション
昔からあせもの特効薬として知られていたのがこの桃の葉ローションです。
桃の葉にはタンニンなどの抗酸化作用や抗菌、
そして毛穴の引き締め作用などがあるのであせもの原因に効果的でよく効くとされているのです。
桃の葉ローションは昔からあるあせもに抜群に効果的なやつで(*´∀`)でもたまにアルコール入ってるのあるから注意(*´∀`)グリチルリチンとか入ってるならニキビ肌にはいいけどそれ以外なら化粧水としては刺激が強いかもねー(超裏技としてシミに使うとか)
— おつま (@chakobu_329) July 24, 2015
効果はあるけれど市販品の場合はこのように
アルコールや保存料などが不安になってしまいます。
そのため、簡単に出来る桃の葉ローションなら
手作りで作ってしまった方が安全安心として、昔から手作りしている方が多いのです。
作り方は簡単で、桃の葉5gぐらいに水を500cc程、両方をお鍋に入れて10分程煮込み、
その後葉っぱなどをざるで濾して冷ましたら瓶などに保管して使います。
保存料など入っていないので早めに使いきるようにしてください。
そのまま塗っても、お風呂に入れても効果があるようです。
使っている方も多く、あせもがひどくない内ならかなり効果があるという声があります。
夜に桃の葉ローションつけたのでほぼ回復。やっぱり汗疹だったのか。でも、汗はかいてたけど真夏ほどではないし、ちゃんと拭いてたのに、何故に突然?汗っかきにとってはまだまだ油断しちゃいけない季節ですな~。しかし桃の葉ローションは優秀!
— あいちゃん (@tstmbk) September 4, 2015
あせもについてはこちらの記事もご参考に!
市販のあせもローションは?
手作り面倒という方もやっぱりいますよね。
働いていて時間が無いとか桃の葉が家には無いから
わざわざ買ってまで作るのはどうか?と思う方もいるでしょう。
そんな方は市販品で済ませたいので市販品で何が効果あるのか気になるでしょう。
実は市販品もあせも用に桃の葉ローションが色々と出ています。
アルコールや保存料に注意して市販の桃の葉ローションを購入するのも良いのではないでしょうか。
また、市販品で効果があるとされるローションに
「タクトローション」という物があります。
虫刺されにも効果があると効能には書かれています。
汗疹できて困ってたけど、タクトローションってやつ買ったらすごい早さで引いていってる。
スティック糊の形状で水っぽい感じの塗り薬なので、ベタベタしなくていい感じ。— yohhey (@yohhey) August 16, 2013
評判が良いようなのでこちらも試してみると良いかもしれません。
スティックタイプなのですぐに取り出して塗る事が出来るのでお手軽ですね。
酷いあせもの場合
今回書かせていただいた手作りの桃の葉ローションや
紹介した市販のローションはいずれも軽度の症状の場合に利用する物、
または予防に使う物です。
掻いてしまって炎症が広がったり、
あせもに似ているけど繋がっているものなど
普通のあせもよりも深刻化している場合は皮膚科に行って治療してもらう方が良いでしょう。
痒いあせもはステロイド系塗り薬で痒みを止めて
その間に治療してしまうと言う方法が一般的ですし、
中には真菌による皮膚病になっている場合もあり、
その場合は抗菌剤を使用しなければなりません。
あせもと簡単に考えても、
実は簡単に治せない状態になってしまっている場合があるのです。
上の方で紹介した予防、対処方法で効果が無い場合は、
皮膚科のお医者さんに診てもらって、
きちんとした治療をした方が良いという事も覚えておいてください。
また、あせもは湿度の高い環境で悪化するので、
なるべく湿度を上げないように環境作りをするのも大切な方法です。