夏に知らない間に出来ているのがあせもですよね。
帽子をかぶっていたら出来たり、腕時計の部分にも出来ることがあります。

でもどうしてあせもって出来てしまうのでしょうか?
また、金属アレルギーの人が腕時計など
金属部分にあせものようなものがあるのはあせもなのでしょうか?

金属アレルギーとあせもの関係についてもご紹介していきます。

あせもっていったい何?

2016-02-28b

あせもとはよくいうものの、
あせもっていったいどういうものなのでしょうか?
簡単にいうと、あせもは汗が出過ぎて汗管という部分に
汗がつまってしまうことが原因で起きてしまいます。

通常、人は汗をかくと皮膚の下にある汗管という部分から汗が出ていきます。
それによって普通に汗は流れ出ていきますが、
夏場などは汗が過剰に出ることで
汗管に汗がつまってしまうという現象が起きるのです。

汗管に汗がつまると、皮膚の中に汗がたまってしまうことになります。
そこから炎症や水ぶくれができてしまい、それがあせもとなるわけなのです。
あせもには赤くなるものと水ぶくれになるタイプのものがありますが、
どちらともあせもになるメカニズムは同じですよ。

あせもはどうしてできるのか?

では、どうしてあせもになってしまうのでしょうか?
あせもは汗をかきすぎてしまうことで起きることが多いです。

そのため、夏にあせもになる人は多いですし、
さらには高温多湿な体育館などの場所で運動した時にできやすくなります。

また、帽子や腕時計など汗がかきにくい状態
つまり、汗がつまりやすい状態もあせもができやすい環境なのです。

あせもについてはこちらの記事もご参考に!

金属アレルギーであせもが出来る?

金属アレルギーを持っている人の中で、
あせもが出来るという場合があるようですが
金属アレルギーとあせもには何か関係があるのでしょうか?

汗をかく夏場に金属をつけていたら
あせものようなものが出来たということが多いのですが、
実はこれはあせもではなく金属へのアレルギー反応が出てしまっているのです。

金属アレルギーの人は、
基本的にアレルギーが起きないようなものを身に着けているとは思います。
ですが、金属の特徴として金属は汗または唾液にふれた時に溶け出してしまうのです。

溶け出すといっても目に見える状態ではなく、
イオンのような状態なので実際溶け出しているのはわかりません。

ですが、金属が溶け出してしまうことで
金属のアレルギーが引き起こされてしまうのです。
つまり金属アレルギーの人があせもになりやすいというわけではなく、
汗をかくと普段は平気な金属が汗で溶け出してしまう可能性があるのです。
https://twitter.com/kohei1409/status/647751284318072832

夏に金属アレルギーを起こさないためには?

あせもに似た症状のでる夏場の金属アレルギー。
あせものような症状を出さないための注意点はあるのでしょうか?

金属の種類

金属アレルギーの人であれば、
重々承知していると思いますが金属アレルギーでも
金属が絶対ダメなわけではありません。
シルバーやプラチナなどはアレルギーを起こしにくいということがわかっています。
なので、特に夏場はそういった金属の種類にも注意するようにしましょう。

汗と金属を触れさせない

金属が汗にふれることで金属が溶け出してしまいます。
そのため、金属を汗に触れさせないようにしましょう。
夏場は肌に直接金属をつけない、
ベルトなどは金属がついていないものにするなどして注意してみてください。

メタルコートを塗る

金属アレルギーによる肌荒れを防ぎます。
マニキュアのようになっており、薄く塗ると表面に膜ができるので
直接お肌に金属が触れるのを防止してくれます。

まとめ

2016-02-28a

あせもは、汗がたくさん出てしまい、
汗管につまってしまうことで起きる現象です。

皮膚の下に汗がたまることで、赤い発疹や水疱が出来てしまうのです。
汗をかきやすい夏場や、高温多湿など
特に汗がかきやすい環境や汗が閉じ込められてしまう帽子や
腕時計などの部分にもできやすくなってしまいますよ。

あせもと間違えやすいのが、金属アレルギー。
金属は汗に触れると金属が溶け出してしまい、
金属に触れた部分にあせものようなものができてしまうことがあります。

金属アレルギーの人は夏場特に注意が必要ですよ。