ハーブティーやアロマでおなじみのカモミール
そのリラックス効果についてはみなさんも良くご存知でしょう。

しかし、カモミールの持つ効果はこれだけではありません。
実はスキンケアにも役立ちますし、
アトピー改善効果の高い軟膏もご自宅で簡単に作ることができます。

さらには地肌に優しいヘアカラーにまで使えるんです!
このように幅広い利用方法のあるカモミールについて、紹介していきたいと思います。

カモミールについて

わたしたちが普段ハーブティーにしたりアロマとして使っているカモミールには、主に2種類あります。

ジャーマンカモミール

ジャーマンカモミールの一番の特徴は、
カマズレンというセスキテルペン炭化水素類の成分を多く含んでいることです。
このカズマレンには抗アレルギー作用、抗炎症作用があり、組織再生作用が特徴なため、
ジャーマンカモミールはスキンケアに効果的と言われています。

ローマンカモミール

ローマンカモミールの成分は、
実は同じカモミールでも、ジャーマンカモミールとは全く異なります。
ローマンカモミールの成分の大部分はエステル類の成分で、強い鎮静効果が特徴です。
強いとは言っても、子供から老人まで使用しやすい程度のものです。
皮膚に使えば鎮静効果をもたらし、炎症などを落ち着かせてくれます。

この2つの特徴をまとめると、
抗アレルギー効果スキンケア効果を重視するなら、ジャーマンカモミール
鎮静効果を重視するならローマンカモミールのほうが良いでしょう。

スキンケアやアトピーへの効果

カモミールがもつ肌への効果としては大きく3つあげられます。

  • お肌の柔軟性を保つ
  • 保湿作用
  • お肌を保護する

アトピーへの効果としては、先ほどにもあげたよう抗アレルギー作用があり、
ヒスタミンの働きを抑えて痒みを抑える効果があります。

しかし、こんなデメリットもあります…カモミールはキク科の植物です。
なのでキク科アレルギーの方や妊娠中の方は控えてください。
カモミールには子宮を収縮させる働きもあります、なので妊婦さんも使用は控えましょう。

また、鎮静力が強いので、カモミールを取り入れるタイミングには注意しましょう!
仕事前なんかには控えたいですね。

カモミールの効果についてはこちらの記事もご参考に!

カモミール軟膏のつくりかた


ここからは、カモミール軟膏のレシピをご紹介します。
基本的には、ワセリンホホバオイルをベースにして取り入れたいアロマの精油を混ぜる、といった方法で作ります。

ワセリンは乾燥がひどいときに、ホホバオイルは炎症がひどいときと、
症状に合わせて使い分けてください。

軽度のアトピーむけの軟膏レシピ

ワセリン(ホホバオイル)
50g(50ml)
ティートリー
20滴
真正ラベンダー
12-20滴
カモミールローマン
2-4滴
カモミールジャーマン
2-4滴

これらを混ぜ合わせて、患部に1日数回つけます。
症状をみながら量を調節して下さい。

とくに子供さんには、各精油の量ををできるだけうすくしてから試してみて下さい。
アトピーの症状には大きく個人差があります。

なので、レシピを参考に精油を1滴ずつ調整していき、パッチテストを繰り返し、
自分の症状にマッチする軟膏を作っていきましょう!

ヘアカラー

これから春に向けて、髪色を明るくしたいな〜という女性は多いんじゃないでしょうか?
しかし毛染めには頭皮や首のかぶれなんかを引き起こす有害物質が含まれています。
肌が弱いために毛染めを断念してた人…必見です!なんとカモミールには脱色効果もあるんです。

【カモミールヘアカラーの作り方】

  1. カモミールの乾燥させた花、なければ8個ぐらいのカモミールティーバッグを1カップの水で約15分煮出す
  2. プレーンヨーグルト1カップとラベンダーエッセンシャルオイルを1、2滴たらして混ぜ合わせ、染毛剤を作る
  3. それを髪全体に塗り、シャワーキャップ(ラップでも代用できるでしょう)などでカバーをして約30分放置
  4. 温めのお湯でシャンプーして染毛剤を洗い流す

これで不思議なことに髪が明るく染まります。

ただし、元々の髪色髪質によって染まり方や所要時間は異なります
こちらも軟膏同様、自分の髪を1.2本つかってパッチテストを行うと良いでしょう。

まとめ

カモミールには、抗アレルギー効果の高いジャーマンカモミールと、
鎮静効果の高いローマンカモミールとがあり、アトピー改善効果のある軟膏を自宅でつくることができます。

また、地肌に優しい毛染めにもカモミールは効果的です。
しかし、個人差は大きいので、入念にパッチテストを行い、自分にあった方法で試すことが大切です。