鼻の病気でもある蓄膿症。
鼻水や鼻づまりだけではなく、頭痛や顔の痛みまでもが出てきてしまうので
日常生活にも支障がでるほどです。
蓄膿症になるとニキビが出来るというのは本当なのでしょうか?
また、改善や予防のための必要な栄養についてもご紹介していきます。
蓄膿症とは?
蓄膿症は、鼻の病気のひとつです。
目に見える部分にはないですが、副鼻腔という部分が顔にはあります。
副鼻腔に何らかの原因で炎症が起きると、
鼻づまりなどの症状がでたり副鼻腔に膿がたまったりなどの症状が出てきてしまいます。
この症状が一時的なものであれば急性副鼻腔炎と呼ばれる病気ですが、
これが長引き数か月続く場合にはそれは慢性副鼻腔炎、
つまり、蓄膿症という病気になるのです、
蓄膿症にまでなると、副鼻腔炎の症状の他に
顔の痛みや頭痛などの症状が出てくることが多いです。
これは副鼻腔に膿がたまり炎症が広がっているからです。
改善するにはしっかりと病院へ行かなければいけません。
蓄膿症で赤いニキビが出来る?
蓄膿症の症状は、鼻づまり、
膿がたまることからの黄色い鼻水がでてくるなどの症状が特徴的です。
さらには、顔の痛みや頭痛などの症状が出ることもあります。
しかし、それ以外にも蓄膿症だとわかるサインがあります。
それが鼻に出来るニキビです。
鼻は、皮脂が出やすい部分なのでニキビが出やすいこともありますが、
そのニキビが赤くなっている場合、蓄膿症の疑いがあるのです。
実際、鼻に赤いニキビが出て風邪のような症状が出ている場合の多くで
蓄膿症だと診断されていることも多いようですよ。
どうして赤いニキビが出来るのかという点はまだわかっていませんが、
鼻に出来たニキビが赤く、風邪のような症状がある場合には、
蓄膿症を疑ってみてくださいね。
1ヶ月ぐらい小鼻のニキビがすごい。蓄膿症かなんかかな
— かも (@kamo_nanban) January 7, 2016
寝不足でニキビかなーって思ったけど。あれだな。蓄膿症だな。無限ループだな。噂のなた豆茶飲みたい
— ゆき (@yurapenpen) May 3, 2015
蓄膿症についてはこちらの記事もご参考に!
蓄膿症に効果的な栄養はある?
蓄膿症を改善または予防のためには、普段の食生活を意識することが大切です。
蓄膿症は鼻の粘膜で炎症が起きてしまうことが問題なので、
鼻の粘膜を強化することがポイントになってきます。
鼻の粘膜を強化するために大切なのが、体の中の保水力をアップさせるということ。
保水力アップのためにとるべきとされているのが、
植物性たんぱく質・ビタミン・ミネラルです。
これらは、体の保水力を高めてくれる働きがあるために
こういった栄養分が含まれたものを食べるのがいいのです。
逆に、糖分は蓄膿症を悪化させることでもよく知られています。
蓄膿症の予防や改善のためには、糖分には気を付けるべきなのです。
ただし、糖分も食事の中から摂るものはそこまで気にする必要はないですが
間食としてのお菓子やジュースに含まれる糖分に注意してください。
効果的な栄養を含んだ食材は?
では、植物性たんぱく質・ビタミン・ミネラルといった栄養が
蓄膿症には効果的なことがわかりましたが、
具体的にどのような食べ物を食べたらよいのでしょうか?
なた豆
とてもおっきな豆のことで、スーパーなどで見かけることはあまりありませんが、
お茶にされたものであれば、結構手軽に手に入れることができます。
炎症も抑えてくれるので、蓄膿症に効果的と言われているのですね(*^^*)
毎日のお茶を、なた豆茶に変えるだけなので気軽に予防・改善ができますね!
海藻
海藻には豊富なミネラルが含まれています。
サプリメントではなく天然のミネラルを摂取することは
より強い粘膜を作ることになります。
さらに、海藻は食物繊維も豊富なため胃腸をととのえ、免疫を高めてくれます。
免疫機能が高まれば、蓄膿症のおおもとの原因であるウイルスや
細菌などに負けない体を作ることができます。
わかめスープだと毎日続けられそうですね(*^^*)
野菜
色鮮やかな野菜には、たくさんのビタミンが含まれています。
これも海藻同様に天然のビタミンだからこそ、粘膜力強化につながります。
色のきれいな野菜を意識して食生活にとりいれてみましょう。
大豆類
豆腐、味噌、油揚げ、納豆など大豆を使ったものはたくさんあります。
こういったものには植物性たんぱく質が豊富に含まれているために、蓄膿症に効果的なのです。
まとめ
蓄膿症は、副鼻腔が炎症を起こし膿がたまっていく病気です。
蓄膿症の症状は鼻水、鼻づまり、顔の痛みや頭痛が特徴的ですが、
症状が重くないと風邪だと勘違いすることもあります。
風邪の症状と鼻に赤いニキビが出来たら
蓄膿症の可能性が高いのですぐに病院へいくようにしてくださいね。