極度の肥満症などで、
生命の危機にまで晒されている人に処方される痩せ薬、ダイエットピル

これはダイエットサプリなどとは異なり、
医師の判断で服用するものなのでそれだけ強い効果があります。

ですが、このダイエットピルを使って痩せたとしても、
健康的なダイエットとは言い難いのが現実です。

今回は、ダイエットピルについてとその危険性、
健康的に体質改善するダイエットとの違いについて、ご説明します。

ダイエットピルの種類

2015-08-29b-2

ダイエットピルとして日本国内で知られているものは、
大まかに分けて「食欲抑制系」と「脂肪吸収阻害系」に分かれます。

まずは「食欲抑制系」ですが、その名の通り、
食欲が湧かないようにして食事量を減らし、
必要なエネルギーよりも摂取するエネルギーの方を少なくして減量を図るというものです。

これは、脳の満腹中枢を刺激することで食欲を抑制するため
痩せやすい身体になるわけではありません。

そして、「脂肪吸収阻害系」のピルは、食べたものから脂肪の吸収を阻害して
便となって排出するようにするため、食べるものや量は変わらなくても、
摂取カロリーをダウンできるという薬です。

こちらも、既についてしまった体脂肪を落とすわけではなく、
食べたものからのカロリーオーバーを防ぎ、新たに脂肪がつくことを防ぐ効果しかありません。

このように、運動によって筋力を付けたり、
脂肪を燃焼させたりして痩せるのとは違い、
痩せやすく、太りにくいように体質改善するという
健康的なダイエットとは根本的に異なるのです。

ダイエットピルの入手方法

このようなダイエットピルは、
日本で入手するためには医療機関で処方してもらうか、
アメリカなどから個人輸入(または代行業者に依頼)するという方法しか、今のところはありません。

医療機関での入手なら、医師の指示に従って飲めば良いので安心ですが、
この場合は、ひどい肥満症でなければ処方されないようです。

ちょっと楽して痩せたい、という程度では病気ではないため、
運動などで痩せることを勧められるはずです。

個人輸入の場合は、手間はかかりますが、
お望みのダイエットピルをお望みの量だけ入手できます。

ですが、日本では医師の判断が必要な強い薬ですから、
個人輸入して身体に害があったとしても、それは自己責任ということになります。

この入手の難しさが、逆に高い効果を表しているようにも見えますが、
それは、ダイエットピルのデメリットの大きさによるものでもあるのです。
それについては次項で説明します。

ピルについてはこちらの記事もご参考に!

ダイエットピルで起こり得るトラブルやデメリット

ダイエットピルの種類の説明にもある通り、
ダイエットピルは痩せやすい身体に体質改善をするわけではありません。

もちろん、日常生活に支障が出るほどの肥満だったり、
暴力的な食欲を抑えられずに精神面に支障があるのなら、
医師の判断でダイエットピルの使用を勧められることはあるでしょう。

ですが、運動や食事制限せず楽に痩せるために使用するのは、リスクが大きいです。

まず、食欲を抑制するダイエットピルは、
交感神経に働きかけ、常に緊張している状態を作るため、
不眠や便秘、気分の乱れなどを引き起こす可能性があります。
しかも耐性が付きやすい薬ですから、長期間このピルに頼ることはできません。

そして、脂肪吸収を阻害するダイエットピルは、
ビタミンAやEなどの吸収まで阻害されることと、
吸収されなかった油がお尻から不意に漏れやすくなり、
洋服についたり、臭いが漏れたりすることが多いようです。

漏れなどが心配な時はナプキンをつけると安心ですよ。
市販されているケミカルナプキンは子宮に悪影響を与えると言われていますし
かぶれたりする方も少なくないと思います。

そこでおすすめなのが布ナプキンです。

綿100%でお肌にも体にも優しいです。
多少の汚れならそのまま洗濯機で洗えば綺麗になります。

そして、両方ともに言えるのが、服用をやめてそのままの生活でいたら、
当然ですがまた太り出してしまうということ。

そもそも、痩せやすい身体に体質改善するわけではないのですから、
薬をやめてしまえばリバウンドするのは当たり前ですね。

まとめ

2015-08-29c-2

以上の説明の通り、ダイエットピルによって痩せることはできても、
運動などで痩せるのとは違い、きれいな体型を維持できるわけではないし、
長い目で見て太りにくい身体を手に入れられるわけではないのです。

また、運動を併用しなくても、食べる量を減らせばもちろん痩せていきますが、
脂肪が燃焼されるわけではないので、筋肉などから落ちて行き、
体重は低いのに体脂肪率だけが高い「隠れ肥満」になる可能性が高いです。

このように、ダイエットピルだけに頼って一時的に減量ができたとしても、
それは引き締まったきれいな身体とは言い難い、
体重が低いだけの魅力の無い身体になってしまいます。

健康と美を手に入れるためのダイエットは、
努力なくしては有り得ないものです。

ですから、薬だけに頼ろうとせず、
運動などでじっくり体質改善を行うことをおすすめします。