蕁麻疹は、皮膚の一つである真皮には
「ヒスタミン」等を蓄えている「肥満細胞」が存在します。
この「肥満細胞」が何らかの刺激を受けることで、ヒスタミン等が方質されます。
このヒスタミンは皮膚の毛細血管に作用して、
血液成分を血管の外に漏れ出させてみみずばれにしたり、赤く膨れたりします。
また、ヒスタミンには痒み成分がある為に、
異常を起こした皮膚の周辺に痒みが生じます。
コレが、蕁麻疹が起こるメカニズムです。
蕁麻疹が起こる原因は様々で、
特定の食物や環境が原因となるアレルギー型と
それ以外が原因の非アレルギー型に分けられますが、
はっきりとした原因はまだ分かっていません。
痒みの原因「ヒスタミン」を刺激する「エストロゲン」
蕁麻疹の原因であるヒスタミンは、強い痒みを引き起こす働きも持っています。
その為、蕁麻疹が起きた時には、
ヒスタミンの働きを抑える為に抗ヒスタミン薬を飲む事が、一般的な蕁麻疹の治療法となります。
出来るだけおとなしくしていてほしいヒスタミンを、刺激するホルモンがあります。
それが女性ホルモンの一種である「エストロゲン」です。
生理が始まる数日前から、蕁麻疹がよくでたり酷くなる人は
このエストロゲンが多く分泌されている可能性があります。
恋愛ホルモン「エストロゲン」
蕁麻疹を誘発するエストロゲンですが、悪い働きをするだけではありません。
女性の身体を、メリハリのある女性らしい体にしてくれたり、
肌や髪をプルプルのツヤツヤにしてくれて、美人度を上げてくれるホルモンでも有ります。
また、恋愛をすると彼氏しか見えなくなる状態になった事はありませんか?
これは、エストロゲンが脳を恋愛モードにすることから起こります。
しかし、恋愛モードになると妊娠・出産のリスクが頭から消えます。
それにより「気付いたら妊娠していた」という状態にするのがエストロゲンの本当の役割です。
妊娠や出産のリスクを冷静に考えられる状態では、
妊娠を望む人は少なくなってしまいます。
(出産時の痛みを想像するだけで、妊娠したくなくなります)
ですが、それでは子孫が残せませんので、
いわばエストロゲンは子孫を残す為に必要なホルモンと云う訳です。
こちらの記事でもエストロゲンの効果について詳しく説明しています。
美人ホルモン「エストロゲン」
美人の定義は、人それぞれですが、
きめの細かい滑らかな肌や艶やかでしなやかな髪、
曲線的な女性らしい体型等は、女性の魅力を大きく左右するポイントです。
また、いつまでも瑞々しく若々しい事も魅力的で美しい条件に入ります。
このように、女性をより魅力的にしてくれるのがエストロゲンと云う女性ホルモンです