紫外線の強い日差しを浴びながら外を出歩いてしまった後、
何だか身体がヒリヒリと感じて見てみると薄っすら赤く腫れた皮膚。
明らかに太陽の光が当たっていた部分ですので、これは間違いなく日焼けです。

特に5月から9月にかけては紫外線の量も増える時期ですが、
日焼け対策や日焼けになってしまった後のクールダウンはしっかりされていますか?

これを怠ると後で大変な事になりかねません。
それではでも出来る簡単クールダウンを含めて日焼けに対しての知識を深めていきましょう。

日焼けの種類と症状

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まず日焼けとは?どんな症状の事かと言うと、
紫外線を浴びる事によって皮膚が炎症を起こしたり、皮膚の色が変色したりする事を言います。

紫外線の量によっては皮膚の色素が増加したり、酷いヤケドを起こすこともあり、
場合によっては皮膚ガンになることもあると言われています。

こんな危険な日焼けですが、
日本では日焼けによる小麦色の肌はオシャレの一つと捉えて、
紫外線が強くない季節でもわざわざ日焼けサロンに通って
まるで日焼けをしたような焼けた肌色にする人もいます。

逆に日焼けをしていない白肌がオシャレと言って、
どんな時でも外出の際には日焼け予防のサングラスや日傘、アームカバーなどを使っている方もいます。

そんな日焼けですが、症状は主に「サンバーン」と「サンタン」の二種類があります。
まずサンバーンですが、紫外線を浴びて2〜6時間くらい経過すると皮膚が赤くなって、その後に痛みが出始めます。

さらに紫外線の量が多くなってくると
細胞の組織が損傷する事によって水疱や発熱が発生します。
それに比べて紫外線を浴びてから3〜8日後に皮膚が浅黒く変色して、皮膚の剥離が始まります。

この日焼けのレベルは3段階に分かれてムクミや痛みなども伴います。
この日焼けは症状の面積が広い為に、
たとえ熱傷の深度が軽くても発熱や吐き気などの症状が起こり、
身体の調子によっては入院を余儀なくされる場合があります。

日焼けはクールダウンが大切?

日焼けが起こってしまうと肌の状態はヤケドと同じです。
急いで病院で診てもらうのが一番なのですが、
それほど酷いと思われない時でも自分自身でのクールダウンはとても大切です。

たとえばクールダウンをしておかないとどうなるでしょう?
特に女性には天敵となるシミやソバカスの跡を残す原因となるからです。

単純にこんがり小麦肌にしたい方でも局所的な日焼けが跡を残すと
ラインなどが目立ったりして恥ずかしい思いをする事になりますので、
日焼けしてしまったと感じたらすぐに、クールダウンの対処法をしておきましょう。

日焼けケアについてはこちらの記事もご参考に!

クールダウンは何をすればいい?

クールダウンの方法と言っても別に難しい事をするわけではありません。
ヤケドの部分をどうやって早く治めるかを考えれば冷やすのが一番です。
そして、ヤケドにより乾燥してしまった皮膚に潤いを取り戻す為に保湿などが欠かせません。

クールダウンがしっかり出来てから後のスキンケアを行うようにしていきましょう。

家でも出来るクールダウンやスキンケア方法

クールダウンはもちろん家でも簡単に出来ることがたくさんあります。
まず冷やす方法ですが、一番は火照った部分にビニールにでも入れた氷水を当てるのが最優先です。

火照りの感覚がなくなるくらい冷やしても大丈夫です。
この作業をどれだけ早くしっかりと行うかによって予後が変わってきます。

ただし日焼けの状態が酷い時、
例えばすでに水ぶくれなどが出来てしまっている場合は早急に病院を受診して下さい。

また、万が一、自分自身でクールダウンを行う場合も
氷などの固形物はなるべく当てずに流水で冷やすようにして下さい。

これは水ぶくれの部分が刺激によって破れないようにする為です。
しっかりと冷やした後は乳液や化粧水などで保湿を行います。

ただし、これも水ぶくれになっている場合は行ってはいけません。
炎症がある時は体温も上がっている為、内面からもしっかりと水分補給をして下さい。

日焼け後の乾燥を防ぐ為にも、冷やした後は
日焼け肌にいいと有名なアロエジェルなどを塗っておきましょう。

ジェルでなくても、アロエの果肉をお肌に塗るのもいいそうですよ。
アロエの果肉であれば、余計な成分が入っておらず
アロエそのものの効果を存分に発揮してくれるでしょうね♪

あとはなるべく早い体調回復の為にもしっかりとした睡眠や
ビタミンCなどの補給をしっかりと行えばお肌の修復もスムーズにいくでしょう。

まとめ

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日焼けの程度によって対応が変わる時もありますが、
火照りやヒリヒリとしたヤケド感がある時は、まず何よりも冷やす事を優先しましょう。

炎症が治まらない間にクリームなどで肌に刺激を与えてしまうと
返って治りが悪くなる恐れがありますので注意が必要です。

そして、ある程度の症状が治まってからスキンケアを行うように心がけていきましょう。