夏の間に焼けてしまったお肌が、いつまでたっても元の白さに戻らない!と、
焦りを感じることってありますよね。
今までは夏を過ぎればちゃんと元に戻っていたのに、
なぜ段々と日焼けが元に戻らなくなってしまうのでしょうか。
今回は、日焼けと美白についてお伝えします。
日焼けはなぜ起こる?お肌への影響は?
日焼けが起こるのは、太陽光に含まれる紫外線がお肌にダメージを与え、
炎症を引き起こした結果、皮膚の黒化が起こっているからです。
この紫外線がお肌に与える影響というものが、かなり凶悪だということはご存知ですよね。
例えば、お肌の奥の真皮層にダメージを与え、コラーゲンを破壊します。
コラーゲンはお肌のハリを保つ大事な要素ですから、これが減少するとたるみやシワの原因となってしまいます。
そして、お肌を作り出す細胞にも紫外線は届き、
皮膚がんや皮膚の免疫力を低下させる原因になったりもします。
こんな凶悪な紫外線を防ぐために起こるのが、日焼けです。
紫外線は、肌のメラニン色素が多い方が透過しにくいそうです。
ですから、お肌が黒化するのは紫外線の仕業というよりも、身体の防衛反応なのです。
日焼けが元に戻らなくなるのはなぜ?
この日焼けは、お肌にメラニン色素が蓄積されることで起こりますが、
これはお肌のターンオーバーと共に排出され、剥がれ落ちて無くなってしまいます。
以上が、日焼けが元の肌の色に戻る仕組みです。
ですが、何らかの原因によってはメラニン色素の排出がうまく行かなくなります。
例えば、お肌に栄養が上手に行き渡らない状態や、ストレスによって肌荒れしている状態。
そして、加齢によってもターンオーバーはうまく行かなくなり、
歳をとるにつれて、日焼けが元に戻りにくくなってしまうのです。
https://twitter.com/white_aspr/status/819150084797411328
のんちゃんが美白がんばっているというのにババア(私)は夏の日焼けをそのまま放置しているよ…老化により新陳代謝が低下したため、なかなか白く戻らない( ; ; )
— chanMaichan (@maitaaaaan) October 24, 2015
やはり、年齢による代謝の低下を体感している人は多いようですね。
また、ターンオーバーによってメラニン色素が剥がれ落ちても、
ほんの少しの色素がお肌の奥に残っている状態になるため、
日焼けを続けると、この少しの色素が蓄積されて元々の肌色が浅黒くなってしまいます。
このことからわかる通り、年齢を重ね日焼けを重ねると、お肌は徐々に色白に戻りにくくなってしまうのです。
日焼けについてはこちらの記事もご参考に!
肌の色を戻すためにできることは
日焼けが元に戻らなくなってしまった場合は、
まずはターンオーバーを促進することでメラニン色素の排出をさせる方法を取りましょう。
美白のビタミンとして有名なビタミンCは、新たなメラニン色素の生成を抑えるとともに
既にあるメラニンを還元し、その上ターンオーバーを促進してくれます。
果物や野菜、サプリメントで補給しましょう。
水溶性ビタミンのため、一時的にたくさん摂ってもすぐに尿として流れ出るので、
毎食、必要な量だけ摂ることを心がけましょう。 また、美白系の医薬品に含まれる「L-システイン」という成分も併せて摂りたいところ。
これもターンオーバーを促進し、紫外線で壊れてしまったコラーゲンを生成するという美肌効果があります。
ビタミンCとL-システインは、一緒に摂ると相乗効果があると言われていますので、
是非一緒に摂取するようにして下さい。
日焼けを予防するのが一番の美白法!
上のような栄養素は、メラニンの生成を抑制するため日焼け予防のためにも摂っておきたい成分です。
他に日焼け予防として有効な方法は、やはり日焼け止めの塗布と紫外線を遮る服装、
そして、長時間外で過ごさないことです。
日焼け止めはこまめに塗りなおさなければ効果が薄れてしまうので気を付けましょう。
また、紫外線を遮る黒や青、黄色の服や日傘を着用しましょう。
服の素材は、レーヨンが一番紫外線防止効果が高いそうです。
そして、紫外線をたくさん浴びた日のスキンケアは、美白成分が含まれた化粧品で丁寧に行って下さい。
その日の日焼けはその日のうちにケアするのが一番の予防です。
今はまだ真夏には遠い季節ですが、紫外線は一年中飛び交っている状態です。
白い肌を保つために、今から対策をしっかりしておきましょう。