辛い二日酔いはなるべく早く解消したいもの。
ツボを刺激する事で楽になるならそのツボを知りたいと思うのは当然だと思います。

そんな二日酔いに悩まされる人の為のツボが背中にあるこの肝兪です。
肝兪は肝機能を回復させるツボなので、
基本的に肝機能が低下している為に発生する二日酔いに効くという訳です。

二日酔いとはどういう状態?

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そもそもアルコールは体からは
毒素の1種と認定されているので肝臓で分解されます。

お酒に含まれるアルコールを始めとする物質には
血管を拡張する作用のあるものが多く、これは一時的なら血液の流れを良くし、
同時に血圧を下げる効果があります。

しかし、この状態が長く続くと
その負荷によって血管は炎症を起こしてしまいます。

その為、肝臓の機能が追い付かずにアルコールなどの
お酒の成分が分解されないままになると、ズキズキとした頭痛が始まります。

更に、アルコールは肝臓で分解される時、
アセトアルデヒドという物質を発生させます。

このアセトアルデヒドも肝臓によって分解されるべき毒素の1種なので、
アルコールを分解しつつそこで発生するアセトアルデヒドを分解するという
面倒臭い工程を重ねる事になる訳です。

そして日本人はこのアセトアルデヒドの分解を苦手としています。
アセトアルデヒドが体に及ぼす影響は、
頭痛や体がだる重く感じたり、吐き気といった正に二日酔いそのものの症状となります。

このように、二日酔いの原因のほとんどが肝臓による毒素の分解が
追い付かなくなっている事によるものなのです。

ツボとは

ツボは身体の中を張り巡らされている神経の接続部分です。
身体の中の神経の合流地点と言った方が機能的には分かりやすいかもしれません。

この神経は当然内臓にも繋がっています。
神経は内臓の状態が悪いとその状態を伝えて流れてきて、
この合流地点に溜まり、それを私達は痛みやだるさとして感じ取ります。

つまり身体がだるかったり痛かったりするのは身体を巡る神経のおかげで、
ある意味、これは身体の警告と考えて良いでしょう。

ツボとはこの神経の合流地点を刺激する事により、
その元となる部分を逆に刺激して機能を活性化させようとする技術なのです。

どの部分のツボがどの身体の器官に繋がっているかが分かれば、
そのツボを刺激する事である程度その器官の機能回復が期待出来る訳です。

二日酔い解消についてはこちらの記事もご参考に!

肝臓のツボ、肝兪を刺激する

二日酔いの解消に必要なのが
肝臓の機能回復であるという事は間違いないので、
それを解消する為に具体的にツボの位置を知る必要があります。

ツボの位置はある程度の目安はありますが、
人によって多少の位置の差があります。

こういったツボ押し棒を使えば
爪が長かったり、力を入れにくい箇所のツボも押しやすいです。

ツボを刺激すれば繋がっている内臓が刺激されるように、
具合が悪い時は、その具合が悪い箇所と繋がっているツボも具合が悪くなります。

ツボ押し棒の詳細はこちら

大体の場合はそこを刺激する事である程度身体の状態が回復出来るという
身体の仕組みが出来上がっている訳です。
それではその肝兪の場所を動画で説明させてもらいます。

この場所を刺激すれば良い訳ですが、
場所が背中なので自分で刺激するのはちょっと難しいかもしれません。
そこで、Twitterで呟かれていた刺激法を見てみましょう。


このつぶやきのように何かを背中に挟んでツボの位置に合わせ、
そこを刺激する事でツボ押し効果を得られます。

肝臓も疲労する

毎日頑張って働いている肝臓ですが、
沈黙の臓器と言われているぐらいその状態が悪化しても
気付かれる事なくいきなり機能を停止させて行きます。

人間で言えば燃え尽き症候群と言いますか、突然死みたいな物です。
大酒飲みの肝臓はさながら
ブラック企業に努めている真面目な社員のようなもので、
真面目に働き続けて限界を越えたら機能を停止してしまうのです。

肝臓には毒素を分解する役割がありますから、
この肝臓が突然死を迎えてしまうと毒素は身体に溜まり続け、
やがて身体全体が蝕まれてしまう事になります。

肝臓がいかに大事な器官だったか、
亡くしてから気付いても遅いという事ですね。

そんな事にならない為にも、随分前に休肝日というのが流行りました。
つまり一週間の内にお酒を飲まない日を1日設けるという健康法です。

でもそれって、それ以外の日には沢山飲むという事なら、
休みの無いブラック企業から1日だけ休みのあるブラック企業になるだけなので
出来れば労働者である肝臓の健康の為には、
無理のない飲酒を心がけるようにしたいものです。