異汗性湿疹は手のひらや足の裏、
更には指の間などに現れる水泡状の湿疹ですが、
痒みが強く見た目もボロボロになってしまい辛い病気です。

この異汗性湿疹は原因が特定しにくく治療が難しい為、
病院の治療で治る場合と治らない場合があり、
治らない場合にサプリメントで改善を図るのが効果的とされています。

異汗性湿疹とは

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異汗性湿疹とは手のひらや足の裏、
それに指の間などに発症する湿疹で水泡状になったり
それらが繋がって大きな水泡になったりして発症します。

多くの場合痒みを伴い、2、3週間経過すると皮が破れてめくれ、
その後治るのですが、季節や体調によって同じ事を何度も繰り返す為、あまり治ったという実感はありません。

一般の方はもとより、本職の医師ですら水虫と勘違いしてしまう事が多く、
水虫の治療を施したりして、なかなか治らない水虫として認識されている事があります。

また、中には水泡を作らずに皮だけめくれてしまう乾性落屑性異汗症という症状もあり、
こちらはより水虫に近い見た目となります。

原因として考えられているのはニッケル等の重金属、
食品添加物や防腐剤といった物を摂取した場合、
それらがアレルゲンとなって皮膚炎を起こしているのではないかというのが有力で、
そのため皮膚科では異汗性湿疹の検査をする際には金属などに対するパッチテストを行います。


痒いし見た目が悪いしでかなり辛い病気と言って良いでしょう。

異汗性湿疹の治療法は

異汗性湿疹の原因は長い間多汗症だとされていましたが、
今では体内に取り込んだ重金属やアレルゲンとなる成分を汗として排出する際に
手のひらや足の裏、指の間の皮膚が炎症を起こすせいではないかとされています。

その事を裏付けるようにアトピーの治療をしている途中経過で
異汗性湿疹が発症する場合もあるようです。

そのため、治療としてはステロイド外用剤や尿素軟膏などの塗布、
それらで落ち着かない症状の場合はステロイドの抗ヒスタミン剤の内服を短期間行う場合もあるようです。

重要なのはパッチテストなどによって、
何に対する反応なのかを見極める事と言って良いでしょう。

必ずしも食品に含まれるアレルゲンが原因とも限らないところも
判断の難しい病気と言えます。

私自身の事になりますが、長くカップ麺だけを食べる暮らしをしていた頃があり、
その頃必ず夏になると酷い異汗性湿疹に悩まされました。

私は試行錯誤の末、水泡部分にティッシュを細く包帯状に巻いて
その上から硬い棒などで水泡を押し潰しティッシュを取り替えるという
荒療治で治していましたが、一般の方にこれはおすすめしません。

こちらの記事でも異汗性湿疹について詳しく説明しています。

異汗性湿疹に効果があるサプリメント

異汗性湿疹に効果があるとされるサプリメントに「ビオチン」と「EPA」があります。

ビオチンはアトピーの治療などにも用いられる成分で、
皮膚の形成を助け炎症を予防する効能があるとされています。
ビオチンは肌の炎症反応の原因とも言えるヒスタミンの元であるヒスチジンを
体外に排出する働きもあり、複合的に異汗性湿疹を抑制する事が出来ます。
また、EPAは炎症やアレルギーを改善する効果があるとされていて、
同時に成人病の予防効果もあり、摂っていて損のない成分と言えるでしょう。
ビオチン不足は脱毛や白髪化を促進すると言われていて、皮膚炎や結膜炎の原因にもなります。

EPAは中性脂肪を減らし、ダイエット効果もあるとされています。
どちらも食品としては魚に多く含まれている成分で、
特にあん肝やまいわしなどにその両方が多く含まれています。

異汗性湿疹から脱却する為に

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異汗性湿疹体質を改善する為にはまずは自分のアレルゲンを認識する必要があります。
そして食品の何にそのアレルゲンとなる成分が多く含まれているのかを知ってその食品を
控える必要があるのです。
さらに、実は異汗性湿疹は食事として摂ったものだけで発症する訳ではなく、接触に
よっても発症する場合もあるので、
なかなか原因が特定出来ないという事もあります。
その一方で、前述した「ビオチン」や「EPA」などを含む食品を常日頃から摂取する事で
異汗性湿疹体質になりにく身体を作る事も出来ます。
魚食と味噌などの発酵食品を摂取する、
いわゆる日本の伝統食に近い食生活は身体の
免疫力やアレルギー体質、
皮膚炎の発症低減に繋がるとも言われていて、日頃口にする物の
大切さも改めて見直す必要がありそうです。
また、肌のターンオーバーによる回復力強化も大切なので、ストレスや睡眠不足などを
極力排除する事も異汗性湿疹を予防する効果があると言えるでしょう。