尋常性白斑を知っていますか?
これは幅広い年齢層で発症する皮膚の病気で、原因が解明されていない難治性の皮膚炎です。

現在120〜240万人発症し、10〜30代に多く見られます。
いつ発症するか分からない病気ですので、どんな病気なのか予防法を含めてご紹介します。

尋常性白斑ってどんな病気?

人の皮膚というのは、紫外線を浴びると皮膚の内側でメラノサイトメラニンを生み出します。
メラニンはケラチノサイトと呼ばれる表皮の細胞内に留まり紫外線から核を守っています。
メラニンは新陳代謝により消失するのですが、一部残ってしまうのが「シミ」です。

減少したり消失する原因は解明されていません。
現在考えられる原因として以下が考えられています。

  • 身体を守る為の抗体が自分自身の細胞を敵だと勘違いして攻撃してしまう「自己免疫疾患」
  • 神経の異常や機能の低下が原因で、神経の末端部分から分泌されるホルモンがメラノサイトに影響している
  • メラノサイトの自己破壊・活性酸素によりメラノサイトが傷つき減少してしまっている
  • 20〜30%の割合で特殊な遺伝子により遺伝・精神的なストレスによる自律神経のバランスの崩れ

また、甲状腺疾患自己免疫疾患合併症が多く見られているため、
皮膚ばかりに重点をおいた治療だと根本的な改善が出来ません。

白斑が出やすい部位は?

尋常性白斑は2パターンに分けられます。
1つは「非合節型」で、年代問わず発症します。

考えられる原因は免疫細胞の異常で、
白斑が出やすい部位は手足、腰、腹、皮膚が擦れやすい部分、顔、首で、
白斑の数が増えると左右対称になるのが特徴です。

治療方法はステロイド剤の塗布、紫外線照射、レーザー治療がメインになります。

そして、もう1つの「文節型」は小児から30歳以下が発症します。
考えられる原因は自律神経のバランスの崩れで白斑が出やすい部位は
神経の通り道に沿って片側のみで、顔と首に出来やすいのが特徴で、数か月から半年の間に一気に白斑が出ます。

治療方法は紫外線照射、レーザー治療がメインでステロイド剤は効果が期待出来ません。
あのマイケルジャクソンも実は尋常性白斑だったのは驚きでした。

私が中学生の頃、尋常性白斑を発症した同級生がいましたが
他の生徒と仲良く話したり遊んだりする姿を見た事がありません。
常に下を向いている印象です。

部位によっては人目に晒せれる為、
思春期の子どもや接客業だと相当なストレスになる事は容易に想像できます。
そして、そのストレスにより症状の進行も懸念されます。

また、日焼けサロンを利用した事で発症する?と不安になるかもしれませんが、
日焼けサロンで使用しているライトは「UVA」で、日光浴で肌が真っ赤になるのは「UVB」と違う物です。

UVBはエネルギーが強くて肌の表面にある細胞を傷つけ炎症を起こしますが、
UVAは力が弱く肌に急激な変化を与えません。
ただ、波長が長いので肌の奥深くまでUVAが到達する為、
じわじわと肌に影響を及ぼし結果シミシワの発生に大きく関わりますが、尋常性白斑と関係はありません。

白斑はメイクで隠せる?

白斑の部位によっては人目が気になり、家から出たくなかったり鏡を見る事すら苦痛になります。
ですが、カモフラージュメイクをする事で日々の生活の質が上がり笑顔を取り戻す事が出来るのです!

普通のファンデーションでカバー出来きる事もありますが、
よりしっかりとカバー出来るのは「パーフェクトカバー」です。
パーフェクトカバーは肌に悩みを持つ人の為の専用のファンデーションで、光の特性を利用しています。

私達は光が物に当たり反射する事で色を認識しているので、反対色である色で肌の悩みを解決します。

パーフェクトカバーの口コミを見てみると、

  • 生まれつき首の周りにあるアザを消す為に3年前から購入。化粧品としても良い
  • 内出血をどうにかしたくてコンシーラーを試したけれど崩れてしまうけど、パーフェクトカバーならヨレたり崩れたリしない

このようにかなりしっかりとカバーしてくれるようです。

普段からメイクをしている人は、ファンデーションのタイプを変えて隠す事も可能です。
着け心地で選びがちなファンデーションですが、大きく5つのタイプに分かれています。

パウダリーファンデーション
粉末を固めた形状で肌への負担は少なくサラっとしていますが、カバー力は低いです。
リキッドファンデーション
液状の形状で、保湿成分が配合されたものが多く乾燥から肌を守り、伸びも良くカバー力も高いです。
クリームファンデーション
少し重たいクリームでしっとりした仕上がりになるけれど、厚塗りになりやすいので注意が必要だけど、カバー力は高いです。
ケーキファンデーション
水で湿らせたスポンジを使用するタイプ。汗や水に強く伸びが良く化粧崩れしにくいです。
ルースファンデーション
粉上のファンデーションで「パウダー」と呼ばれており、使用感は軽くカバー力は低めです。

ファンデーションでシミや白斑を隠すなら、
カバー力の高いリキッド系のファンデーションで
白斑の部分だけスポンジで軽く叩き込みパウダーで仕上げるか、
コンシーラーを手の甲に取って馴染ませてから軽くポンポンと叩きこんでから、ファンデーションをつけます。

くれぐれも厚塗りにならないように、中心からフェイスラインにつれて薄くするようにして
首と顔を同じ肌色にするようにしましょう。

また、カバーマークはアザ、傷跡、皮膚の変色を自然に隠す特徴があります。
カバーマークのフローレスフィットは塗り方に慣れるまでが大変のようです。

  • 期待通りのものであり難しいものでもある。最初にパフに取るファンデの量が重要で慣れるまで何度もやり直した
  • 専用下地と併用すると驚くほどキレイにカバーしてくれるけれど、時間が経つと少し崩れやすい

どの化粧品でカバーするかは是非各化粧品メーカーの販売員に教えてもらい、
体験してから自分に合う物を選んでください。

ファンデーションについてはこちらの記事もご参考に!

尋常性白斑は予防できる?

尋常性白斑はこれといった予防法ありません
ですが特殊な遺伝子が原因でない限り、予防としてはストレスを溜めない事
免疫細胞を元気にする為に腸内環境を整えておく事が大切です。
そして、発症した時は健康な人よりも気を付けたいのが食事内容です。

意識して摂取する栄養は…

カロチノイド
活性酸素やストレスの異常発生を抑制
タンパク質
大豆プロテイン92%含有が必須
白斑を改善するための銅が5mg含有
亜鉛
1日20mg
ビタミンB群各8種類
50mg最低条件
カルシウム
500mg
マグネシウム
250mg

また、尋常性白斑を発症している人は血糖調節異常が起きているそうです。

血糖と聞くと糖尿病かと不安になりますが、
糖尿病とは関係ない血糖値の乱高下症自律神経大きく影響します。

そして、この状態が続くと精神疾患を引き起こしてしまいます。
なので、最近では炭水化物を少なくして、
タンパク質良質な脂質を多く摂るよう指導される事が増えてきました。

上記の栄養は現代の食生活では不足しがちになるものです。
そして、普段からの食事を見直しても不足してしまう栄養も当然出てきます。
その時はサプリで上手に補助してバランスを整えましょう。

手に入れやすいビタミンなどから補ってみましょう。

難しいと感じる時は病院での食事指導をしてもらうと参考になります。

まとめ

どの病気にも言える事ですが、やはり規則正しい生活ときちんと睡眠時間を取る事、
偏った食事ばかりでは身体が悲鳴をあげてしまいます。

現代社会はストレス社会なので、暴飲暴食やお酒、タバコなどではストレスは発散されません。
ストレス発散の一番の効果は睡眠ですよ!

私が尋常性白斑という病名を初めて知ったのは中学生の時でした。
転校生の男子学生が尋常性白斑なので、間違った知識や偏見で傷つけない為の学習時間がありました。

実際に男子学生を見た時は広範囲に白斑があったので驚きましたが、
数日の内に見慣れてきて何も言わない人と面白がって揶揄う人、
攻撃的な言葉を投げつけてくる人とに分かれました。

転校して間もなく男子学生は常に下を向くようになり、
夏でも体育の時間は上下長袖のジャージ、学ランを着て肌が人目に晒されないようにしていて、
相当なストレスを感じていたのだろうと思います。

難治性皮膚炎特効薬もない、治療法も予防法もないとなると下を向いてしまいます。
ですが、化粧品で少しでも前を向けるなら、少しでも笑顔が増えるならとても素敵な事だと思います。