30代を過ぎてよく耳にすることが多い肝斑
その肝斑とは何でしょう。
普通のシミとも違う、女性特有といわれている肝斑ですが、
どんな原因で私たちの顔に現れるのでしょうか?

できてしまったらなかなか治らない厄介な肝斑ですが、
それでもできてしまったときの対処法や、有効といわれている外用薬や、治療法、
また自宅でできるホームケアの方法などを説明します。

しっかりと肝斑のことを知って肝斑対策しましょう。

30歳を過ぎてよく聞く肝斑って何?

そもそも肝斑(かんぱん)とは何なのでしょう?
30代~の女性や、妊娠出産を経た女性はよく耳にする言葉ではないでしょうか。
肝斑とは、顔の頬骨の辺りが多いといわれますが、その位置に左右対称に出てくるシミのようなもののことを言います。

しかし、普通のシミとは違い男性には出ません。
女性特有の症状なのです。

では、なぜ起こるのでしょう。
女性ホルモンが大きく関係していると言われています。
30代から発症する人もいますが、40代から50代に発症する女性が多いようです。
女性ホルモンが大幅に減少する更年期の時期と重なります。

シミには紫外線やストレスが大きく関係していますが、
肝斑には女性ホルモンが関係しているのでシミはシミですが原因は違います。

肝斑ができてしまったら?

できてしまった肝斑にはどうやって対処したらいいのでしょう。
治療はなかなか難しく、内服薬外用薬をメインに、
さまざまな方法を組み合わせて治療していくのが一般的なようです。

レーザー治療はシミの治療には向いていますが、
肝斑治療には向いていないようです。
逆にレーザーの刺激で濃くなったということもあるようです。

治療期間は数ヶ月から1年間はかかるようです。

また、治療費も内服薬で保険適用なら2週間の処方で1000円〜2000円ほどになります。
塗り薬のような外用薬だと保険は適応にならない場合が多いようで、
2000円〜5000円かかるようです。

治療に有効な外用薬があった!!

なかなか消えにくい肝斑に効果があるといわれている外用薬があります。
トレチノイン』と『ハイドロキノン』です。

では、『トレチノイン』とはどんな効果があるものなのでしょう。

実はシミになっているところというのは、表皮の深いところで細胞が不活化し、
色素がこびりついてなかなか表皮の表面まで上がってきません。

しかし、トレチノインは表皮の細胞を活発化してくれるので、
深いところのこびりついた色素も押し上げてくれるので、早く薄くなるのです。


『ハイドロキノン』にはどんな効果があるのでしょう。

肌の漂白剤とも言われているハイドロキノン。

美白成分としては日本ではコウジ酸をよく耳にしますが、
実はこのコウジ酸の約100倍の美白効果があると言われているのがこのハイドロキノンです。
ハイドロキノンはメラニンの生成を阻害するはたらきがあります。

なので、このトレチノインとハイドロキノンを組み合わせて使うことでより早く肝斑のシミを薄くできるようです。

自宅で自分でできる肝斑対処法は?

実は肝斑は厄介者で刺激やマッサージによって広がってしまうことがあるのです。
なので、はじめは薄かったものも紫外線の刺激であったり、マッサージの刺激によって濃くなったりもするのです。

そんな肝斑ができてしまって、自宅で自分でできる対処法はあるのでしょうか。
劇的に変化があるわけではありませんが、長く続けることで効果が少しずつ得ることはできます。

まずは、女性ホルモンのバランスを崩すストレスを溜めないことです。
睡眠不足や、疲れたらしっかり休むこと、バランスの取れた食事をとることも大切です。
自己治癒力を高めておくことがとても大切といえるでしょう。

そして、日常的に気をつけたいことは紫外線からお肌を守ることです。
紫外線の刺激で色が濃くなるので、日焼け止めクリームなどで守りましょう。

まとめ

知らないうちにできてしまう厄介者の肝斑ですが、
うまくつき合うことで、薄くなったり消えたりするので、一気に治そうとするのではなく、
普段から適切なケアと、ストレスのない生活を心掛けましょう。

上記に挙げた、トレチノインハイドロキノンなどを取り入れることも有効でしょう。

また、強いマッサージなども気をつけましょう。
血行促進と思ってやったマッサージが刺激となって肝斑を広げてしまう結果になりかねません。