生活しているとどうしても多くなる水仕事。
食器を洗ったり、洗濯をしたり。
お風呂にも毎日入っているとなると、
手荒れをする事も多いのではないでしょうか。
汗疱という皮膚病は別名主婦湿疹と呼ばれており、
水仕事が多い主婦が、よく発症します。
だからといって、男性は発症しないかというと、そうではありません。
そんな汗疱について、症状や原因から、
使っておきたいアイテムもご紹介したいと思います。
汗疱とは?
手の平や足の裏に水ぶくれが複数出来ていたら、
汗疱かもしれません。
痒かったり痒くなかったり、個人差があるようですが、
昔は汗疹(あせも)と思われていたそうです。
足の裏に出来た汗疱は水虫と間違われることもあります。
よく似ているのですが、汗疱には菌はおらず、
水ぶくれの中に菌がいれば水虫、いなければ汗疱と思っても良いでしょう。
原因については様々な意見がありますが、汗腺が詰まって皮膚の下に汗が溜まり、
その汗が刺激になって出来るという流れで、汗腺が詰まる原因はストレスであったり、
肌に合わない薬剤を使用したため、など幅広く考えられています。
悩んでいる人も多いようですが、皆さん頑張って戦っています。
汗疱の改善についてはこちらの記事もご参考に♪
どうやって治療する?
水ぶくれに菌がいるかどうか、
調べるためにも一度皮膚科を受診しましょう。
その上でしっかりと原因を突き止め、
医師の指導のもと対処するのが得策です。
しかし、何度も発症してしまう人の中には、
自己判断で重症度に合わせて対策をする方もいます。
そろそろきている感じがする
毎年初夏恒例のやつ…
発症後の痒みもツライけどこの潜んでるかんのもぞもぞもイヤ #汗疱— mayu (@mayucky_0369) June 19, 2016
また、来るぞ、という感覚のようですね。
また恐怖のシーズンがやってくるよ。 #汗疱
こまめにハンドクリームで痒みを鎮めてるところ。今のところ進行はせず。何度も言ってるけど手のプツプツの痒みは皮膚が乾燥している証拠。限りなく無添加のハンドクリームで予防しよう。またビオチン飲もうかな。— 七会はぐく は片隅に@タツコンNo.30 (@haguku) May 10, 2016
慣れた人だと出来るだけ予防線を張るようです。
馬油を塗る
あかぎれや火傷などにも使用されてきた馬油。
食用の馬の皮下脂肪を原料としている馬油は、
とても優れた保湿材で高い浸透力と抗酸化作用があり、
人間の皮脂に近い自然な性質で昔から愛されています。
肌が荒れると汗疱発症の危険性も高まります。
まずは保湿が肝心。
もちろん発症してしまった汗疱にも保湿が治療の前提になります。
美肌にも繋がりますので、ぜひ普段から保湿を心がけましょう。
スキンケアにも取り入れやすく、とても便利です(*^^*)
気になったときに馬油を塗るのではなく、普段のスキンケアで肌トラブルのケア・予防をしましょう!
にがりを塗る
アトピーや肌荒れの対処にも用いられる、にがり。
薬局でも販売されている精製水200mlに、
にがりを小さじ1杯加えるだけだそうです。
この手作りのローションを患部に塗って、治していきます。
ステロイドは塗りたくない、
または塗っても効果が無かったという人や
市販の軟膏も漢方も思ったほど効果が無かった人は試してみる価値ありです。
また、自然のものなので小さな子供さんにも使用できます。
これも普段から肌荒れ予防に使えます。
しかし、馬油と違うのは、
にがりの濃度が高いと逆効果になるかもしれない点です。
最初は薄めの濃度から試して、
自分に合った濃度を見極めましょう。
まとめ
小さな子供さんにも試せる自然な方法をご紹介しました。
汗疱は人からよく見られやすい手や、
悪化すれば歩きにくくなる足の裏などにも発症する皮膚病です。
すでに色々試している方も多いかと思いますが、
普段から予防線を張るなら自然由来の優しいものがいいですよね。
馬油もにがりも、自宅に常備できる優れたアイテムです。
ストレスで発症する方もいるので、
突然の襲来に備える意味でもぜひ常備しておきましょう。