冬場は特に乾燥のせいでカサカサ肌になる方が多いのではないでしょうか。
そんな時に効果的なのがワセリンです。

そしてワセリンの純度を更に上げたのがプロペトとなります。
プロペトはその特性で繊細な皮膚である目の周りや、
幼児の肌にも塗る事が出来るので、効果的に乾燥を防いでくれるのです。

プロペトとは

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プロペトは簡単に言えばワセリンの不純物を排除した製品です。
元々ワセリンは石油精製時に出来る炭素水素類です。

石油と言うと身体に悪そうに思われますが、
炭素水素類は炭素数が多くなると他の物質と反応をしなくなるので
人体に化学的な反応が起きる心配がありません。

ワセリンはその炭素数の多い炭素水素類なので
人体に影響を及ぼさない安心な薬のベースとして100年程使い続けられて来ているのです。

それだけの実績がある訳です。
しかし、実はワセリンも少量の不純物を含んでいます。

この不純物は太陽光などに当たると変質して皮膚に影響を及ぼす可能性があります。
その為それを防ごうとワセリンから純度を更に高めたのがプロペトなのです。

プロペトは基本的に眼科医が目の周りに塗る薬のベースとして使われます。
目の周りのデリケートな皮膚に負担を掛けない薬剤であり、目に入っても安心だからです。

ただし、このプロペトでも接触性皮膚炎を起こす方はいるようです。
もっと純度の高いワセリン系にサンホワイトという物があるのですが、
これは保険適用外なのでいきなり高価になってしまいます。

プロペトとカサカサ肌

プロペトは皮膚を保護する為に使われる安全な塗り薬ですが、
薬と言っても何かの作用がある訳ではありません。

プロペトは皮膚を覆うだけでその成分が吸収される事はないのです。
ただ、その分、ずっと皮膚上を覆っているので肌が本来持っている潤いを逃がす事がありません。

肌の潤いを守ると言う意味では優れた薬と言えるのです。
しかし、既にカサカサ肌になっている場合は、
これだけだと単に現状維持をするだけであり、あまり意味がない事もあります。
もちろん体内からの自力の潤い成分で改善する場合もあります。


こういう風に改善する場合は良いのですが、
改善しない場合はプロペトに保湿用の薬を配合する事で改善出来る事もあります。
単純に馬油やオリーブオイルなどを塗った上からプロペトを塗るという方法も良いでしょう。

プロペトはかなりベタベタするので、
手などに塗った際にはビニール手袋などで手を保護すると良いでしょう。

カサカサ肌の改善方法についてはこちらの記事もご参考に!

カサカサ肌の保湿について

プロペトは肌本来の機能を保護するだけで潤いを外からプラスする事は出来ません。
その為、保湿をする場合はそれ以外の保湿作用がある物を塗布する必要があります。
また、皮膚の細胞が深い所まで傷付いている場合は更に皮膚の奥を修復する必要もあるのです。

この細胞の補修に良いとされているのがヘパリン類似物質という成分です。
ヘパリンと言うのは本来肝臓で生成される物質で、
細胞の増殖や代謝に深く関わっている物質です。

このヘパリンと似た特製を持つヘパリン類似物質を塗布する事によって
細胞の生成を促すのです。

そこに角質を軟化させる尿素と皮膚を保護するプロペトを配合する事によって、
深い所からカサカサ肌を治していくと言うのが、
現在酷いカサカサ肌治療で効果があると考えられている治療です。


この方のようにヘパリン類似物質はお医者さんから処方される事が多い物ですが、
実は市販のクリームなどにも含まれているので、
薬局や通販などで購入する事も出来ます。
少し調べた所ではHPクリームという物があるようです。

早めの対策ならプロペトのみでもOK

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カサカサ肌が悪化するのは肌のターンオーバーが肌の劣化に追いつかなくなるからです。

肌のターンオーバーは夜寝ている間に行われますが、
その周期は年齢で少々違いますが大体28日と言われています。

それだけの期間を掛けて積み重ねている肌の層を僅か数日で乾燥させて
ひび割らせてしまうのですから考えてみれば追いつくはずもありませんよね。

また、カサカサ肌のせいで睡眠が浅くなったりすると
尚更ターンオーバーが遅くなってしまいます。

ですから、肌の調子が悪いと感じた時には
すぐにプロペトを塗って寝るようにするとだいぶ肌の調子も違って来るでしょう。

プロペトはけっこうベタベタするので塗っていると気持ちが悪いし、
作業が出来なくなってしまうので、日中は塗るのが難しいのが難ですが、
なんにせよ、早めの対処が一番という事です。