痛い・痒いなどの症状があって、
酷いときは皮膚に跡が残ってしまう虫刺され。
中には刺激が強い虫刺されの薬もあって肌が荒れてしまうことも。
そんな時に強い味方になってくれるのが「エッセンシャルオイル」。
肌にも優しいですし、リラックス効果もあるんですよ!
そもそも「エッセンシャルオイル」とは何なのか、虫刺されへの効果はあるのか、
そして簡単にできる虫刺されの予防・対策の方法を紹介していきますね。
「エッセンシャルオイル」は濃縮されたオイル!
エッセンシャルオイルとは、
植物の花や果実の皮、葉、種子から抽出した100%の揮発性オイルのことです。
エッセンシャルオイルには、大きく分けて2つの作用があります。
まず1つ目は、「心身への作用」です。
具体的には鎮静作用や鎮痛作用、ホルモン調整作用、
そして免疫賦活作用消化・食欲増進作用などが挙げられます。
2つ目は、「細菌やウイルス、虫への作用」です。
殺菌作用や抗菌作用、また抗ウイルス作用、殺虫・虫よけ作用など
私たちの日常に大きくかかわることにも効果があるのです。
しかし、エッセンシャルオイルは医薬品ではありません。
人間の身体に備わる「自然治癒力」を最大限に引き出すのが根本的な作用なのです。
今回はこの中の「虫への作用」のエッセンシャルオイルに注目します!
虫刺されに効果のあるエッセンシャルオイルに迫ります!
虫に刺されたときは「消毒、抗炎症、かゆみを抑える」作用のある
エッセンシャルオイルを選ぶと良いでしょう。
虫刺されに効果的なエッセンシャルオイルとして、
まず「ラベンダー」が挙げられます。
虫刺されにつけると効果的。
また、やけどや傷など肌のトラブル全般にも有効なのです。
ラベンダーについて学べる動画です。見てみてください♪
そして、「ティーツリー」。
抗炎症作用もあるので、虫刺されに効くのです。
こちらもティートリーについて学べる動画です!
また、虫が嫌いな香りのオイルを虫よけスプレー代わりにつけるのも効果的。
例えば、「ユーカリ・シトリオドラ」、「シトロネラ」などです。
エッセンシャルオイルの効果についてはこちらの記事もご参考に!
かゆい!虫刺されを早く治したい!そんな時は・・・?
虫に刺されてしまってとっても痒い・・・早く治したい・・・!
また、赤く腫れてしこりができてしまった・・・!
そんな時に「早く簡単に」出来る方法を紹介します。
あまり知られていないことですが、
実は「温める」ことが痒みを止める近道なんです。
温めるときは、お湯の入ったコップ、レンジで温めたタオルなどをあてます。
時間は5〜10分。
熱いと思うくらいの温度が理想的ですが、火傷には注意してくださいね!
虫刺され(痒いやつ)に蒸しタオルは実はホントに効く。
濡れタオルレンジで20~30秒チンして患部に充てて温めるといい。火傷しない程度にあっついやつな。— 時雨斬は自由人〜〜 (@Shigure_zan) August 10, 2015
レンジの場合は20〜30秒チン!だそうです。
また、市販の薬を使う時は、症状によって使い分けることが大切です。
虫に刺されて痒みのみが続くときは、「抗ヒスタミン剤」が主体の物を使います。
よく使われているものでいうと「池田模範堂のムヒS」が挙げられます。
痒みだけでなく赤い腫れもあるときは、「ステロイド剤」配合の物を使います。
例えば、「池田模範堂の液体ムヒS」などです。
普段から実践できる!虫刺されの予防法とは…
虫に刺されにくくするために、普段からできることを調べてみました。
・家の中でできること
「蚊取り線香」などを使うこと。
少しの隙間でも虫は入ってきてしまうので、きちんと予防しましょう。
・外出するとき
「虫よけスプレー」を使うこと。
虫よけスプレーの刺激が心配な方は、
今はオーガニックのものなどお子さまにも安心して使えるようなものがありますよ。
ハッカ油で作ったスプレー。
手作りの虫よけスプレーも安心ですよね。
そして、山や川など虫の多いところに行くときは必ず「露出の少ない服装」を。
また、蚊などは汗のにおいに寄ってきたりするので、
厚着を避け、汗をかいたら着替えるなどの工夫をしましょうね。
シガ熱などの流行もとても怖いので、できることをしていきましょうね。
まとめ
虫刺されはとても煩わしいものというイメージがありますが、
刺される虫によっては、大きく腫れてしまったり怖い病気に繋がったりするので
日頃からの予防対策はとても大切だと言えるでしょう。
そして、刺激が少なく安心して使える虫刺されの薬として
ラベンダーなどのエッセンシャルオイルも紹介しました。
虫刺されが治るだけでなく、いい香りなのでつけておくとリラックス効果も得られます!
エッセンシャルオイルの使い方としては綿棒に1,2滴つけて
虫刺されの部分に優しくチョンチョンとつけます。
また、虫刺されでもアレルギーを持つものやブユなどは危険なので、
いつまでも腫れが治まらなかったり痛みが続く場合は無理をせず病院へ行きましょう。
ご自分や、大切な家族のために虫刺され予防・対策はしっかり行いたいですね。