昨年マイコプラズマ肺炎の患者数が過去最多になったことは
まだ、記憶に新しいのではないでしょうか。

このマイコプラズマ肺炎で皮膚に赤い蕁麻疹や
湿疹がでる場合があることは知っていましたか?

今回はマイコプラズマ肺炎で皮膚に現れる症状
マイコプラズマ肺炎にかかった時の対処法などについて紹介していきます。

マイコプラズマ肺炎とは?

14歳以下の子どもがかかることが多く”子どもの病気”と言われるマイコプラズマ肺炎
肺炎マイコプラズマという細菌が原因となって起こる呼吸器疾患です。

発熱や咳など風邪と初期症状が似ているため、
風邪薬などを飲ませるくらいで後はいつもと同じように過ごしてしまい
症状が悪化してから病院を受診したという方が多く気づきにくい病気の一つと言えます。

潜伏期間は2〜3週間で感染してから3〜5日くらいから
コンコンと乾いた咳(特に夜中)が出始め喉の痛み、
37〜40度以上の熱頭痛、鼻づまり、鼻水などの症状があります。

咳やくしゃみのしぶきが飛ぶことで感染する飛沫感染接触感染が主な感染経路です。
マイコプラズマ肺炎と気づきにくいがために学校や会社、家庭内で感染しやすい病気なのです。

皮膚に現れる症状とは?、治療法は?

マイコプラズマ肺炎は肺炎や脳炎、気管支炎などを合併することがあります
皮膚にもかゆみをともなった赤い発疹が現れる場合がありその発症率は3〜33%と思った以上に高い確率です。

蕁麻疹や湿疹と似ていますがこの赤い発疹は、
多形滲出性紅斑(たけいしんしゅつせいこうはん)と呼ばれており
蕁麻疹がキレイに消えてしまうのに対して、
この多形滲出性紅斑はキレイに消えずシミが残るのが特徴です。

軽い場合は両手足に左右対称に赤い盛り上がりのある紅斑がみられます。
このように軽い紅斑の場合は病院で処方される抗生物質の
マクロライド系、ニューキノロン系、テトラサイクリン系紅斑の症状も改善されていきます。

紅斑の症状がひどい場合にはすぐに病院を受診しましょう。

もし紅斑のかゆみが酷くて我慢ができないという場合には
ドラッグストアなどで必ず薬剤師さんに症状を相談し抗ヒスタミン剤のかゆみ止めを購入しましょう。

蕁麻疹についてはこちらの記事もご参考に!

今すぐできる改善・応急処置方法は?

マイコプラズマ肺炎の疑いがあるけれど今すぐ病院に行けない!
そんな時には、応急処置にはなりますが市販薬も役立ちます。

一時的に熱を下げるために解熱剤を使用することも考えましょう。
ただ、一般的な解熱剤は15歳以上が対象になっている場合がほとんどです。

小さい子どもさんが服用できる

  • 小児用のバファリン
  • 小・中学生用のバファリン・ノーシン

などを購入しましょう。

また、胃腸が弱い人には胃に負担をかけない解熱剤を選んでもらいましょう。

咳止めは錠剤よりもシロップの方が効き目が早いです。

合わない薬を飲んで更に症状が悪化したのではせっかくの薬も意味がありません。
時間がない場合でも薬剤師さんに解熱剤を服用する人の年齢や
胃腸が弱いなどの情報をきちんと伝えてあなたにあったお薬を購入してくださいね。

マイコプラズマ肺炎の予防方法は

最初にもあったようにマイコプラズマ肺炎の感染経路は飛沫感染と接触感染ですから
マイコプラズマ肺炎を予防するには
くしゃみや咳を周りに撒き散らさないようにマスクをすることがとても大切です。

家族に至っては飛沫感染、接触感染を完全に防ぐことは不可能ですが
マメに手洗いやうがいをすることでほんの少しでも予防することはできます。

お手洗いに消毒剤を置いてみるのもよいでしょう。
そして、「風邪とはちょっと違う症状かも?」という症状を見つけたらすぐに病院に行ってくださいね。

ワクチンがまだないマイコプラズマ肺炎は予防が最大の防御なのです。

まとめ

マイコプラズマ肺炎で皮膚に現れる症状や
マイコプラズマ肺炎にかかった時の対処法などを紹介してきました。

マイコプラズマ肺炎で赤い発疹がでることがある
ということを知らなければ発疹を見つけた途端に
「何か変な病気になってしまったかしら?」と慌ててしまうことになります。

このようなこともあると知っているだけで対応に余裕がでてくるのではないでしょうか?
高熱がでるマイコプラズマ肺炎になった時には水分補給がとても重要になってきます。

薬購入のために薬局に行った際には体に吸収されやすい経口補水液も購入しておくと良いでしょう。