腸内細菌の善玉菌を活性化させる乳酸菌が配合された
ヤクルトヨーグルト摂取する事は
健康を気遣う人なら毎日の習慣となっているのではないでしょうか?

しかし、実は摂取するタイミングを考えないと
その効果も大きく違ってしまうのです。

乳酸菌を摂取するのは胃酸が少ない時が最適です。

乳酸菌配合のトクホ認定製品

トクホとは特定保健用食品の略で、
消費者庁から身体の生理学的機能などに
影響を与えると認定された保険機能性分を含んだ食品の事です。

生理学的機能とは、血圧やコレステロールを正常化したり、
胃腸の内部を整えたりするのに役立つという事で、
その特定の用途を表示している商品となります。

ヤクルトやヨーグルトの一部商品はこのトクホの認定を受けていて、
腸内環境を整える事を明示しています。
つまり効果を政府が保証している商品という事です。

ヤクルトはまだ乳酸菌が全く注目されていない頃から
健康飲料として販売されていた商品で、
最近は更に乳酸菌の効力を高めた400LTなどの商品を発売しています。

ヨーグルトは当然乳酸菌が含まれている事は多くの人が知っていますが
その中でもブルガリアヨーグルトなどのトクホ認定商品にはやはり安心感があります。


実は乳酸菌は腸に届く前に胃酸で死滅してしまう事もあるので、
その点ではトクホ商品に安心感があるのは当然と言えるでしょう。

死んだ乳酸菌は無駄になるのか?

強力な胃酸によってせっかくの乳酸菌がほとんど死滅してしまうのなら
乳酸菌製品を食べたり飲んだりする意味がないのでは?

そんな風に思ってしまうかもしれません。
でも実は死んだ乳酸菌にも意味はあります。

乳酸菌は死んでも免疫細胞を活性化させる作用があります。
つまり腸内環境の改善は出来なくても、
健康維持、病気予防には効果があるという事なのです。

色々な乳酸菌を配合しているサプリにはこの機能を刺激する為に、
わざと死んだ乳酸菌を配合している事も多いのです。

また、生きた乳酸菌程ではありませんが、このような作用もあります。


一概に死んでしまうので無駄という事ではなく、
生きて届いた時程の効果は無いもののきちんと健康に貢献するのです。

乳酸菌についてはこちらの記事もご参考に!

最良の状態で腸内に届けるタイミングとは?

とは言え、やはり出来るだけ生きた状態の乳酸菌を
腸内に届けた方が良いという事は間違いありません。

そうなると、食べるタイミングを考える必要があります。
乳酸菌を殺してしまう胃酸はいつでも胃の中に出ている訳ではありません。

そんな事をしたら自分の身体が持ちませんからね。
胃酸がたくさん分泌されるのは、食べ物が胃の中にある時です。

また、お腹が空いて食べ物を期待している時も
胃酸の分泌が増えるとされます。

そんな分泌の増えている時に乳酸菌食品を食べても、
大体は溶かされてしまいます。

なんとなく食前や食後すぐに
ヨーグルトを食べている人もいるのではないでしょうか?

食前や食後すぐは一番活発に胃酸が活躍している時間です。
間違っても食前や食後すぐにヤクルトを呑んだり、
ヨーグルトを食べたりはしないようにしましょう。

食事をして、胃が落ち着いた頃、
大体食後30分より少し前ぐらいの時間が一番状態としては良いようです。

ヤクルトの始まりについて

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ヤクルトは戦後すぐの1935年に福岡で創業した会社で、
戦後の栄養状態の悪さから子供達が病気に罹りやすく、
それが大病に繋がりやすい状態を憂いて開発された健康飲料です。

最初は学校などで販売され、
その後今でもお馴染みの、小さなパッケージに入れられ
訪問販売の形で販売されるようになりました。

ヤクルトのおばちゃんとか
ヤクルトレディとか呼ばれる女性による販売形式です。

そんなヤクルトの販売を発案し、その為の乳酸菌を開発したのは
当時京都帝大で研究をしていた代田博士で、
その後ずっとヤクルトの乳酸菌はシロタ株という
独自の発展を遂げた乳酸菌が使われています。

昭和の当時は青っ鼻といって、
子供達は緑色っぽい鼻水を垂らしているのが普通でした。

これはウイルスなどに汚染された身体の中で
白血球が戦い続けている証拠で、
つまり病気が長引いている事を示していたと言えます。

そんな状態だった子供たちの健康状態も今は改善しましたが、
今度は栄養バランスに偏りが生じて
腸内環境がおかしくなっている人が多くなっているようです。
足りなくても飽和しても良くないという事なのでしょうね。