温泉」って肌がスベスベになるとか、潤うとかいう効果があると言われていますよね。

温泉に入ると肌への美容効果があるのは有名な話ですが、
肌荒れ」や「蕁麻疹」といった、肌のトラブル・悩みを持っている人の治療には
効果的なのでしょうか?

そこで今回は、肌荒れや蕁麻疹に悩む人におすすめする温泉や、
肌荒れ・蕁麻疹に効果のある温泉の成分を紹介します!

温泉の効能について

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まず、「温泉はとにかく良い!」といわれている理由について、少し知っておきましょう。

〈温熱効果〉
まず、温泉に入り体が温まることによって血管が広がります。
それによって新陳代謝が高まり、体内の不要物の排泄を促してくれる効果があります。

また、熱い温泉は、緊張・興奮の「交感神経」が優位に立つことで、
しっかり目が覚めた状態になります。
その一方、ぬるい温泉は、
気持ちを鎮める働きをする「副交感神経」が優位に立つことで落ち着いた気分になります。

〈病理効果〉
温泉の成分を皮膚から吸収することにより得られる病理的効果のことです。

温泉への入浴による病理効能は、以下のようなものが挙げられます。
神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、関節のこわばり、うちみ、くじき、
慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、健康増進 などです。

肌荒れに効果のある温泉の成分

まずは、ニキビなどの肌荒れに効果を発揮してくれる温泉を紹介します!

まず、動脈硬化の予防に効果があることで注目されている「石膏泉」は、皮膚病におすすめ。

毛細血管を広げる効能があり、皮膚の代謝にも効果を発揮します。
温泉例:那須大丸温泉、尻焼温泉、河口湖温泉、白樺湖温泉
https://twitter.com/susumu200625/status/400582000676839424)
肌の炎症に悩んでいる人には、炎症を抑える重炭酸土類泉がおすすめ。
非常に強い効果があるので、必ず医師に相談し、許可が下りてから入浴してください。

温泉例:鳩の湯温泉、御宿温泉、高峰温泉
https://twitter.com/IVY8426/status/653809947470266368)
皮膚病を治しながら美肌効果も狙うなら、重曹泉はいかがでしょうか。
肌をなめらかに整えてくれるので、美容目的で入浴する人が多いです。
温泉例:鹿沢温泉、養老温泉、浅草観音温泉


重曹泉は入浴剤などで、自宅で入ることが可能です。

蕁麻疹の改善についてはこちらの記事もご参考に!

蕁麻疹に効果のある温泉の成分

頑固で治しにくい慢性の蕁麻疹は、
温泉療で驚くほどの効果が見られることがあります。
温泉は成分によっていろいろ分類されていますが、蕁麻疹に効果的なものもいくつかあります。

まずは、「硫黄泉」。
痒みがサッパリと消えて蕁麻疹の症状も和らいできます。

硫黄泉に含まれる「硫化水素」は、
皮膚を通して吸収され、皮膚の血液循環を良くします。
そして「硫黄」は、皮膚の表面にある上皮と接触して硫化アルカリに変わり、
皮膚を柔らかくしてくれます。
温泉例: 指宿温泉、塩原温泉、登別温泉、椿温泉、五色温泉
https://twitter.com/TheMuro/status/162178211684417537)
次に、「ミョウバン泉」。
ミョウバン泉は、入浴後も皮膚温を高く保ってくれる作用のある温泉です。
それだけ、皮膚の毛細血管が開いて血行が良くなるということなので、
蕁麻疹も治りやすくなるということです。
温泉例:微温湯温泉、鷲倉温泉

正しい温泉の入り方って…?

肌荒れや蕁麻疹に効果のある温泉とその成分がわかったら、
正しい温泉の入り方についても知って、さらに効果を高めちゃいましょう!

まず、首までしっかり浸かる「全身浴」は、
心臓が拡大し肺の容量が少なくなるため心臓の負担が大きくなってしまします。

温泉による効果を高めたいなら、
みぞおちのあたりまでお湯に浸かる「半身浴」が最適です。

温泉に入る時の正しい手順についてですが、

まず「かけ湯」から行います。
これは温度に体を慣らすためで、足から腰、肩、胸と念入りに行うことが大切です。

そして、体を慣らすための「半身浴」。
温度や水圧による急激な身体の負担を避けるため、半身浴で体を湯に慣らします。

入浴時間についてですが、額がほんのり汗ばむ程度が目安です。

入浴後は、入浴により体内の水分は少なくなっているため、
ぬるま湯やお茶、スポーツドリンクなどの水分をきちんと補給すること。
温泉が飲めれば飲泉がおすすめなので、1度確認してみてください。

まとめ

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温泉には、温かいお湯につかってリラックスするだけではなく、
病気を緩和したり、美肌効果はもちろん肌トラブルの強い味方にもなってくれます。

基本的に温泉はどんな人でも楽しむことができますが、注意点もあります。
・飲酒を伴わないこと。飲んだら入らない!
・食事の直後は入浴を避けて!30分は空けてください。
・スポーツ直後の入浴も危険!こちらも30分以上空けてください。
・風邪をひいた日の入浴はできるだけ避けてください。

また、慢性関節リウマチの病状進行期の方やがん、白血病などを患っている方、
妊娠初期や後期の入浴は危険なので避けるようにしましょうね。

また、温泉ごとの薬効成分によって飲泉してはいけないものもあるので、
事前によく確認してください。

正しく温泉に入って健康的な肌を手に入れましょう!