女性の美しさをキープするためによく利用されている成分といえば、
コラーゲンやヒアルロン酸、ビタミンCなど枚挙に暇がないほどですね。
なかでも近年、美容に欠かせない成分と言われているのが「プラセンタ」という成分です。

アンチエイジング効果が高いと、いまでは一般的にも馴染み深くなった
プラセンタ」ですが、まれに接種の副作用として蕁麻疹が出ることもあるようです。
今回は、プラセンタの副作用についてご紹介します。

胎盤=プラセンタ

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「プラセンタ」というのは、「胎盤」のことです。
女性に深く関連するこの「胎盤」は、赤ちゃんを育てるためのものなので、
素晴らしい栄養の宝庫といっても過言ではありません。

その胎盤には、アミノ酸・タンパク質、脂質、糖質、ビタミンやミネラルや酵素と、
成長因子等さまざまな成分が含まれています。
胎盤からこれらの有効成分を抽出したものが「プラセンタ」です。

その魅力的な成分は、女性の肌のハリや潤いにも効果的で、
いまや多くのスキンケアやメイク用品、
上記のようなサプリメント等にプラセンタの文字を見かけない日はないくらいですね。

プラセンタの摂取方法として、サプリメントやドリンク等の経口摂取、
化粧水や美容液などの塗布、直接肌にいれる注射の3種類があります。

もともと安全な美容成分で作られているプラセンタですが、
まれに体質やそのときの体調などで思わぬ副作用が起こることもあります。

プラセンタの副作用

基本的に安全と言われるプラセンタですが、体質やその時の体調などによって副作用が現れることもあります。

具体的には、疼痛や発熱や悪寒、蕁麻疹などです。
プラセンタを取り入れたときに、赤いぽつぽつやかゆみ、
体の不調が出たら、もしかしたらプラセンタの摂取が原因かもしれません。
もしひどい症状が続くようならプラセンタの摂取を止めて専門医へかかることをおすすめします。

プラセンタは非常に栄養が豊富なので、体調が優れないときに摂取することで、
体が過剰に反応してしまうということが原因であることが多いようです。
一度アレルギー反応が出てしまうと、その後も同じように反応してしまうこともあるので、
普段から自分の体調等を考えながら摂取すると安心ですね。

また化粧品等は、初めて使うプラセンタ入りの製品は最初に目立たない場所で
パッチテストをしてから使うことをおすすめします。
せっかく美肌になることを願って購入したのに、湿疹や蕁麻疹が出てしまうことのないよう、
事前に自分の肌に合うかどうかをチェックしてから使いましょう。

また、人によってはプラセンタを取り入れたことでニキビができてしまったということもあるようです。
この場合は肌の好転作用であることもあるため、副作用だ!と
すぐにプラセンタを止めるのではなく、様子をみることがポイントです。

というのも、プラセンタによって肌の新陳代謝が活発化し、
これまで以上に分泌される皮脂や古い角質が毛穴に詰まってしまってニキビとなった可能性があるからです。

この場合は、より丁寧なスキンケアを行うことで次第に肌が落ち着いていき、
ハリや潤いのある肌になっていくこともあるので、ニキビができた場合は慌てずにお手入れをするようにしてください。
この時くれぐれもごしごし洗わないように注意してくださいね。お肌が傷ついてしまいます。

こちらの記事でもプラセンタについて詳しく説明しています。

まとめ

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もともとプラセンタは比較的安全で美容や健康に良い影響を与えてくれるものです。
ですが、体調が優れないとき、疲れているときなどはその栄養価の高さから
体が過剰に反応して、蕁麻疹や湿疹などのトラブルが起こることもあります。

プラセンタを利用するときには、まずは自分の体質に合うか、
そして体調のチェックを忘れないようにするとより安心ですね