肥満予防やアンチエイジングの効果が期待できる「サポニン」を御存じですか?
よくサプリや健康食品のCMで「サポニン配合!」という言葉を見聞きしますが
美容にはそれほどに良い成分なんです。

そんなサポニンは、植物の苦みやえぐみに存在します。
サポニンって何なのかを今回は説明します。

サポニンってなに?

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サポニンは、食物の葉や茎、根など広範囲に含まれている「配糖体」の一種で
苦みやえぐみの素となる成分の事を言います。

配糖体について
配糖体とは、糖に糖以外の物質が結合している結合体の事です。
何故結びつくかと云うと、糖を水にに溶けやすくする為です

高麗人参田七人参などの漢方薬の材料になる
生薬の植物やマメ科の植物等に多く含まれています。

サポニンには種類があり、植物ごとに含まれるサポニンの種類は違います。
水に溶けると泡立つ性質を持つことから、
ラテン語で「石鹸」を意味する「サポ」が名前の由来です。

水と油の両方に溶ける性質がある事から、昔から石鹸として利用さてていました。

サポニンの効果は?

サポニンには石鹸として使う以外にも、様々な効果があります。

肥満予防

サポニンには、腸で吸収したブドウ糖と脂肪の結合を抑制する働きがあります。
これにより、脂肪の蓄積を抑えることになりますので、「肥満予防」の効果があります。

コレステロール値を下げる

血中の悪玉コレステロールを低下させる効果があると言われています。
これにより、悪玉コレステロールの増加によ動脈硬化等の発症リスクが低下します。

免疫力を高める

細菌やウイルスの攻撃から身体を守る免疫機能を司る
ナチュラルキラー細胞」を活性化します。

免疫力とは、生き物に元々そなわっている病気やけがを治癒しようとする力の事です。

免疫力が下がると、風邪などのウイルスが体内に侵入したときに、
ウイルスを撃退できずに病気を発症させて、長引かせてしまいます。

免疫力がアップすると、風邪などの病気に掛かりにくく、また治りやすくなります。

肝機能能力を高める

過酸化脂質の生成を抑制して、肝機能を高めます。
過酸化脂質とは、活性酸素によって
中性脂肪コレステロール酸化した物の事で、老化や動脈硬化の原因の一つです。

など、健康的な身体を作り、アンチエイジング効果も望めます。

サポニン副作用

サポニンは、サポニンをふくむ植物によって構成される物質が違いますので、
一様に言えませんが、良く知られている副作用に「溶血作用」があります。

溶血作用」とは、サポニンに含まれている界面活性作用(水と油両方になじみやすい性質)によって、
細胞膜が破壊されて赤血球が破壊されてしまう事です。

また、悪玉コレステロール値を下げてくれますが、
同時に善玉コレステロルも分解してしまいます。

サポニンの作用の中には、人間の身体に不都合な働きもある事を忘れないようにしないといけません。

しかし、実際に身体に影響が出るような副作用が起こるのは、
サポニンを過剰に摂取した場合です。

サポニンだけでなく、どのような物質も適量を超えて過剰に摂取すれば、
基本的に副作用が現われますので、サポニンに限った事ではありません。

サポニンは一日の摂取量の目安が明確には出されていませんが、
サプリメント等の一日の用量を守って摂取すれば、
おおよそ必要量を摂取出来て、副作用の心配はりません。

料理等の下ごしらえで水にさらす等のあく抜き処理は、
サポニンの副作用を予防する為のものでもありますので、
手間を省かずにしっかりあく抜きを行うようにされて下さい。

サポニンについてはこちらの記事もご参考に!

食べて、サポニンを摂りたい=お勧め「オリーブ」

サプリメントではなく、食事などでもサポニンは取れます。
サポニンの多くは、苦みやえぐみが強い為にあまり食材に適していません。

お勧めの食材として良く知られているものに、大豆があります。

大豆は「女性ホルモン」の一種イソフラボンも豊富に含まれている為に、
アンチエイジング効果も高く、また手に入りやすく価格も手頃なので、食卓で活躍させたい食材です。

また、洋食化が進んでいる今日では、
サポニンを豊富に含むオリーブもお勧め食材となります。

オイルをオリーブオイルに変え、
脂っこい料理の色どりや付け合わせにオリーブを使う事で、
脂肪の蓄積が抑制されたり、コレステロール値をコントロールすることが出来ます。

脂分が多く、肥満などに繋がりやすい料理でも、
上手にサポニンを豊富に含むオリーブを使う事で、肥満の予防を含めた健康管理が行えます。

まとめ

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アンチエイジングに肥満にと、健康に良い効果があるサポニンですが、
その多くは人間にとってはあまり「美味しい」と思えるものではありません。

サプリで気軽にサポニンを摂取するのも良いですが料理にひと手間加えることで
健康的に綺麗になれる美味しい料理を食べる事の方が、
より素敵だなと食いしん坊の筆者などは思ってしまいます。

この機会に、オリーブオイルだけでなく、
オリーブも料理に使うようにチャレンジするのも、女子力UPに繋がりますよ。