痛い皮膚病、帯状疱疹
以前は50歳以上に多い病気でしたが、
最近は20代~30代の患者も増加しているそうです。

誰もが幼い頃にかかる水疱瘡から発症する病気なので
どんな人にも発症しうる、非常に身近な病といえます。

どのような症状が出るのか、
また、どのように治療すれば良いのか
予防のためにも帯状疱疹について知っておきましょう。

帯状疱疹の初期症状

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帯状に皮膚に広がる赤いブツブツが帯状疱疹ですが、
チクチクするような痛みを感じて気付く場合が多いです。

胸から背中や腹部などに
よくみられるそうですが顔や手足にも現れるようです。


ストレス社会の常識的な病なのかもしれません。

倦怠感

初期症状で気付いた後は、倦怠感を感じたり
微熱が出たり風邪のような症状が出ることもあるそうです。
中には風邪と勘違いする方も。

しかし、帯状疱疹の原因はウイルスによるもの。
ウイルスを活性化させるような
悪循環な生活や食生活を続けていると
発症する可能性が高くなるため、
倦怠感から始まって気付いたら帯状疱疹になっていた、
という事も少なくありません。

帯状疱疹についてはこちらの記事もご参考に♪

後遺症

原因のウイルスが神経を傷付けることがあり、
帯状疱疹が治っても、
帯状疱疹後神経痛が遺る場合があります。

これについてはわかりやすい動画をどうぞ。

帯状疱疹についてから図解付きで詳しく説明してくれています。

帯状疱疹の後遺症としては主にこの神経痛があるようです。
ズキズキとした痛みが慢性化し、
とてもつらいようですので帯状疱疹の状態で
手遅れにならないよう、しっかりと治しておきたいですね。

片頭痛

2007年に東京女子医大頭痛外来
清水俊彦講師グループが発表した新説に
帯状疱疹ウイルス片頭痛と関係している
というものがありました。

帯状疱疹の発症後に
片頭痛の初期症状が強く出るという調査結果が出たそうです。


病院で調べてもらうとすぐわかるようです。

更に帯状疱疹ウイルスによって
片頭痛が重症化しているケースもあるようです。

ウイルスがもたらす脅威の恐ろしさを思い知りますね。
激しい頭痛が襲ってきた場合、
痛み止めを飲んで寝るのではなく
受診して詳しく検査をしても良いと思います。

ストレスなどで免疫力が低下し、
帯状疱疹ウイルスが活性化して神経を刺激すると
神経から炎症物質が分泌されて
頭の血管が炎症を起こして片頭痛に繋がります。

帯状疱疹ウイルスが原因の片頭痛を和らげるためには、
水疱ワクチンを接種して帯状疱疹を予防したり、
医師から処方されるバルトレックスという抗ウイルス薬で治療するのが有効なようです。

間違っても市販の頭痛薬は飲まないようにしましょう。

また、片頭痛の予防薬を処方され、
飲用しても改善しない場合はすぐに医師に相談しましょう。

水ぶくれなどがなくても、
帯状疱疹を発症している可能性があります。

予防法

帯状疱疹を予防するために、ワクチン接種を行えます。
現在ではこの予防法が主流なようです。

ただ、重症化の陰には免疫力の低下があります。
免疫力が低下しないように、
睡眠や食事など生活習慣には常に気を配るようにしておきましょう。


当然ながら医師も薦めています。

また、帯状疱疹の発症を抑えるサプリもあります。

ヘルペスウイルスを抑制する効果があるので、
帯状疱疹の予防以外にも
ヘルペスの予防にも適しています。

まとめ

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ウイルスによる帯状疱疹は様々な影響を体に及ぼします。
睡眠時間を取るのが難しい方もいらっしゃるでしょう。

また、睡眠時間が取れないほど忙しい人は
食事も偏りがちでウイルスの格好の餌食になります。

今すぐ改善することが難しくても、
徐々に改善できるよう計画を練って、
ウイルスに負けない体作りを目指しましょう。